国立博物館「空海と高野山」とか。
平成館で催されている展覧会「空海と高野山」を見るべく国立博物館に来た。まるで結婚式場みたいな俗悪きわまる平成館はとても撮る気になれないので本館をパチリ。

展覧会とは関係ないけど、いったいあの平成館というのはどういう建物なのだろう。館内に一歩入ると、安っぽい墨絵風の絵柄が描き込まれた階段の両側をエスカレーターが上下し、押し寄せた観客を上へ下へと送り出しているのだが、美の集積地へのぼる階梯とは全く思えない平凡で機械的なその光景には本当に気が滅入ってくる。「平成」という時代はこんなに俗悪な時代なのだろうか。
展覧会の目玉はやはり運慶作の八大童子立像。仏教のコトが全く分からなくても運慶の仏像の良さは万人に伝わる。日本のベルニーニと言えよう。
26歳の空海が書いた書も展示されていたが、「弘法も筆の誤り」というがそんなに字、上手いかねーなんて思ってしまった。
さんざん仏像見まくったので「もうホトケはいいや」と辟易されられたのだが、まあツボとかヨロイなら見てやってもよかろうと、ついでに本館の常設展を一巡り。つい昨日「あんた仁清も知らないの?」と母に馬鹿にされたのが悔しく(野球選手とかの名を知らないのはちっとも悔しかないが、こういうのは悔しい)、野々村仁清のツボを穴が開くほど見てやったり。かれこれ3時間は歩き回り、足が棒になる。
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