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9月 03, 2015

2015年8月の読書まとめ

夏休みが入ってるのにあまり読んでない・・・。「ヨーロッパ戦後史」下巻がまだ読み終わってないせいもあるが。
「あれよ星屑」は素晴らしいマンガなのでぜひ一読をすすめたい。芥川賞は羽鳥圭介のほうがちょっと面白かった。

2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1307ページ
ナイス数:54ナイス

天の血脈(6) (アフタヌーンKC)天の血脈(6) (アフタヌーンKC)感想
満鉄調査部に職を得て半島に渡る主人公安積が、なんと商売人時代の安重根と出会う。安彦良和、攻めてるな~。
読了日:8月22日 著者:安彦良和

文藝春秋 2015年 09 月号 [雑誌]文藝春秋 2015年 09 月号 [雑誌]感想
収録の芥川賞受賞2作を読了。又吉直樹「火花」は地の文は文章が意外と生硬で読みづらい(羽田圭介と比較すれば技術差は歴然)。会話体は漫才師2人の話らしくボケ/ツッコミのリズムが生きている。表現論が大部を占め漫才自体は最後まで出ないかと思うと後半一度きり登場するのだが、個人的に好みでないし効果も低い様に思った。羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」は、祖父の尊厳死を願い続ける孫を世代論的パースペクティブの中に捉える社会性の強い小説だが、孫の考える事のあまりのセコさで笑いを醸し出しており、こちらの方が面白かった。
読了日:8月16日 著者:
聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎 (PHP文庫)聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎 (PHP文庫)感想
映画「日本のいちばん長い日」原作本の一つ。立憲君主制における君主のあり方として、内閣の補弼を超えた判断を示すことを控えてきた昭和天皇が、軍部クーデタの危機を回避しながらの降伏という一大プロジェクトを完遂するため、自ら超憲法的に「聖断」を下すまでのストーリーを、聖断を引き出した女房役である鈴木貫太郎の生涯に沿わせて描いたドキュメンタリーノベル。畑中の宮城事件がクーデタというにはしょっぱい「暴発」レベルのものだったことを考えれば、終戦ドラマとしては「日本のいちばん長い日」よりはこっちを読んだ方が面白いかも。
読了日:8月15日 著者:半藤一利

日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか (中公新書)日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか (中公新書)感想
選挙の制度設計について分かり易く説く新書。著者は「様々な選挙制度には一長一短ありベストの物はない」という日本的利害得失論(恥ずかしながら初めて聞いたが)に反感を覚え、議院内閣制や政党制の理念と、それに合った制度設計の議論がされるべきとする。ドイツはじめ各国の制度と比較しながら「選挙制度のデパート」と呼ばれる日本の制度設計の課題が説かれ、こんなに色々な選挙制度があるのか!と感心しつつも、選挙以外の日本政治の設計課題についても他国と比較した知見を得られる。2003年の書だが、2013年時点の見解を巻末に補記。
読了日:8月9日 著者:加藤秀治郎

あれよ星屑 3 (ビームコミックス)あれよ星屑 3 (ビームコミックス)感想
朝鮮人の元特攻隊員が焼跡の東京で同じ朝鮮人の成金宅への強盗を繰り返す・・・何たるボーダーライン上な筋!ナショナリティの問題を丁寧に扱いこれだけのドラマを生み出す手腕は、ひとくちに言うならば「成熟」と言う他ない。次巻にも期待。
読了日:8月4日 著者:山田参助

あれよ星屑 2 (ビームコミックス)あれよ星屑 2 (ビームコミックス)感想
中国戦線での回想シーンが巻の大半を占める2巻。非人間的な機構…というステレオタイプ、ではなく、いかにも人間的なるがゆえに非人道たる大日本帝国陸軍の「現場」が描かれる。このようないかにも人間的なるがゆえにクソな組織は割と現代にも引き継がれているものと見える。敗戦は、何かを決定的に変えながら、決定的には変わることのない多くのものが今でも生き残っているのだ。
読了日:8月4日 著者:山田参助

あれよ星屑 1 (ビームコミックス)あれよ星屑 1 (ビームコミックス)感想
敗戦の東京を舞台として、中国戦線で戦ったインテリ肌の分隊長と気の優しい熊のような兵隊が刹那的に生き抜く焼跡ロマン。敗戦・占領という目前の現実との折り合いをなかなか付けられない元兵士の心情が、あたかも当時描かれた漫画であるかのようなリアルさで描写される。また主人公たちの目の前を通り過ぎる人々の表情は、戦後間もない時代の銀幕に映っていた、現代とは比べようもなく含蓄に満ちた俳優たちの表情を想起させる。ストーリー、絵、セリフ、時代考証いずれも入念に構成された素晴らしい作品。
読了日:8月4日 著者:山田参助

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