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8月 03, 2014

2014年7月に読んだ本のまとめ

中公新書「国際秩序」は、勢力均衡をめぐる西欧史の論点が分り易くまとまっているので、安保法制懇メンバーが書いたものなんて…と毛嫌いせず、リベラルの人も読んで価値ある一冊と思った。「昭和の三傑 憲法九条は「救国のトリック」だった」も、幣原→吉田の人物評伝部分など含めて非常に興味深かった。吉田茂について次読むなら何だろう?

2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2509ページ
ナイス数:32ナイス

警官の条件 (新潮文庫)警官の条件 (新潮文庫)感想
スチュアート・ウッズを彷彿とさせる3世代大河警察小説「警官の血」の続編という事なんだが、…これ、「警官の血」の続編である理由あったのか????と脳にハテナマークが100発くらい連射されてる感じ。凡作とはいわないが…
読了日:7月29日 著者:佐々木譲

国際秩序 - 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ (中公新書)国際秩序 - 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ (中公新書)感想
安保法制懇の一員である国際政治学者による、ヨーロッパ外交史を中心とした国際秩序史論。「勢力均衡」「価値観における協調」「国際共同体」の3種の方向性を軸に、ナポレオン戦争後のウイーン体制、ビスマルク外交、ウィルソン主義といった近代欧州の戦争と平和を形作ってきた秩序の栄枯盛衰を説き、有効な国際秩序とは何かを思考する。個人的には近代欧州外交史として非常に分りやすくまとまっており、面白かった。近代ナショナリズムを基盤とする欧州政治史で得られた知見が現代の脱ナショナリズム的不安にそのまま効くのかというと疑問あるが…
読了日:7月26日 著者:細谷雄一

天の血脈(4) (アフタヌーンKC)天の血脈(4) (アフタヌーンKC)感想
宮崎滔天&孫文の登場でおおっ「王道の狗」と繋がった~~!なんて感じで安彦良和日本近現代史シリーズファン垂涎の展開。
読了日:7月23日 著者:安彦良和

昭和の三傑 憲法九条は「救国のトリック」だった (集英社文庫 つ 19-1)昭和の三傑 憲法九条は「救国のトリック」だった (集英社文庫 つ 19-1)感想
憲法9条を含む戦後憲法はマッカーサーによる押付け…という「定説」を覆し、幣原喜重郎がマッカーサーとの密談の中で戦力放棄を提案、吉田茂はそれをあたかも「米国側が押付けてできた戦力放棄である」体裁を固守、ゆえに日本は国力復活定かならぬ中で米国の戦争に従軍させられずに済んだ―憲法九条はゆえに「救国のトリック」であるとする。この説も面白いが、鈴木貫太郎、幣原喜重郎、吉田茂の3人の人物像も面白く一気に読める。なお9条は終戦時の当用のトリックであり今や変えて然るべきというのが著者の主張。そこは私は意見を異にするが…。
読了日:7月18日 著者:堤尭

100年予測 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)100年予測 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)感想
影のCIAの異名をもつ米国の情報企業による、地政学分析に基づく2100年までの将来予測。先になればなるほどボンヤリした話になるため、後半の方が退屈という本になっているw 予測が妥当かどうかというより、その予測を導く米国の戦略…ユーラシア大陸に覇権国家が生まれないようあらゆる手段を尽くそうとする国家戦略に注目。2050年には日本とトルコの連合軍が米国の封じ込め戦略のターゲットとなるため、窮地を跳ね返す世界戦争を開始するだろうという予測は突飛だが、それを通し「国家に真の友人はいない」の格言に思いを馳せるべき。
読了日:7月13日 著者:ジョージ・フリードマン

グローバリズムが世界を滅ぼす (文春新書)グローバリズムが世界を滅ぼす (文春新書)感想
京大の藤井聡、TPP亡国論などが売れた中野剛志ほかが、フランスの人口学者エマニュエル・トッドらを招いたシンポジウムの記録。藤井聡の「全体主義としてのグローバリズム」論はちょっとトンデモ感強く辟易させられたが、他の論者の新自由主義政策に誰もかれも右へならえ傾向への対抗論陣はそれなりに読ませるものあり。
読了日:7月7日 著者:エマニュエルトッド,柴山桂太,中野剛志,藤井聡,堀茂樹,ハジュンチャン

日本の聖域 アンタッチャブル (新潮文庫)日本の聖域 アンタッチャブル (新潮文庫)感想
「選択」編集部による日本のタブー領域に関するルポ集。やはり震災後の記事「『主犯GE』フクシマの罪」ほかの原子力業界関連の記事が実に鋭利。件の記事、そも原賠法自体が米国原発メーカーのリスク回避を果たすための性質を色濃く持ち、まんまと製造物責任から逃げおおせた福島のBWR炉を作ったGEが今や廃炉ビジネスに食い込もうとしている、という告発。これはグッとくるものあり。農地行政の急所を衝く「偽装農家」、犯罪厳罰化にひた走る「犯罪被害者の会」への批判も、まさにタブー領域に果敢に切り込む本シリーズの白眉であり圧巻だ。
読了日:7月6日 著者:

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