twitter


2017年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

Flickr

  • www.flickr.com
    This is a Flickr badge showing public photos and videos from k-tanaka. Make your own badge here.

読書メーター

  • 読書メーター
    unpyouの今読んでる本 unpyouの最近読んだ本

« 2014年1月26日 - 2014年2月1日 | トップページ | 2014年3月30日 - 2014年4月5日 »

3月 03, 2014

2014年2月に読んだ本のまとめ

「東野圭吾ってけっこうハズレ多いね」という印象w。
あと「フェルトリネッリ」はかなり手こずったなあ。トリアッティという名前は聞いたことあっても何の人か知らないレベルのイタリア現代史知識(←オレ)だとけっこう大変だが、「ドクトル・ジバゴ」だけでなくランペドゥーサの「山猫」を発掘したくだりや、カストロへのインタビューなどの出版人エピソードは極めて面白い。武装革命路線への傾斜後、死のくだりでバッサリ切れるので、その後の『赤い旅団』などの極左テロの動きなども含めて俯瞰した評伝などがあれば読んでみたい。

2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2150ページ
ナイス数:112ナイス

フェルトリネッリフェルトリネッリ感想
イタリアの主要都市で見かける、青山ブックセンターを10倍おしゃれにした感じの大型書店ラ・フェルトリネッリの創業者伝。ムッソリーニ政権に追い込まれ急死した富豪の父を持ち、パルチザンに身を投じてイタリア共産党入党、パステルナークの「ドクトル・ジバゴ」をソ連当局の圧力に抗して世界初出版。やがて70年代の武装左翼を公然と支援し、ミラノ郊外の鉄塔下で謎の死を遂げる。イタリア現代史の知識が前提となりかなりハードル高い本だが、ジバゴ出版に関わるソ連との虚虚実実の駆け引きは非常にスリリングで、ここだけ読むのもありかも。
読了日:2月27日 著者:カルロ・フェルトリネッリ

レッド(8) (イブニングKCDX)レッド(8) (イブニングKCDX)感想
内ゲバのデススパイラルに本格的に突入する連合赤軍マンガ。同士討ちを「分派闘争」と呼称し、なぶり殺しを「総括」と称して邁進していくメンタリティは、戦中でも現代でも、右にも左にも共通して存在するものだと思う。太平洋戦争とは結局なんであったのかを冷静に検証するのと同質の目線において連合赤軍事件に真摯に向き合い検証しない限り、日本の戦後を総括することは不可能なように思う。
読了日:2月27日 著者:山本直樹

手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫)感想
テーマ的にも筋的にも、決してつまらないわけではないのだが、短編でも書けてしまうような話だなという印象。また、ドラマを活かす上での敵役ともいうべき、主人公に差別の目をむけてくる田園調布の金持ち(笑)らの直球すぎるステレオタイプぶりが白けてしまう等、いまいちノレない小説であった。
読了日:2月16日 著者:東野圭吾

1995年 (ちくま新書)1995年 (ちくま新書)感想
様々な転換点となった1995年というのがどういう時代であったかを、現在の視点から政治・社会・経済など様々な視点から淡々と描いていくよ、という趣の新書。まさに自分が大学に入った年であり、東京に出てきた年である事も影響しているのだろうけど、淡々と描いていくだけでも結構面白いものだ。インターネット・携帯電話の黎明期であり、CATV業界でいえばJ:COMがこの年にでき、翌96年に初めてのブロードバンドとして武蔵野三鷹ケーブルテレビがCATVインターネットを開始する。一般にはISDNが普及していた。
読了日:2月16日 著者:速水健朗

白暮のクロニクル 1 (ビッグ コミックス)白暮のクロニクル 1 (ビッグ コミックス)感想
ゆうきまさみ待望の新作。面白い。
読了日:2月5日 著者:ゆうきまさみ

永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)感想
あまりに幼稚な演出に度肝を抜かれた映画版の鑑賞後、どこまでが原作の問題なのかを確認しようと読んだ原作小説。まず映画の酷さは脚本と演出の責任で、原作はなかなか読ませる小説だと分かった。読み所は着艦訓練のディティールから連合艦隊の組織批判まで要領良くまとめられた戦記部分である。愚劣な官僚機構の戦争指揮のもと散っていった搭乗員や兵士たちに光を当てる一方、所々で彼らのプライドに目を向けない戦後社会とジャーナリズムへの怨嗟が綴られている。戦争賛美の書というのは当たらぬが、嚥下し難い違和感が残った事は否めない。
読了日:2月2日 著者:百田尚樹

読書メーター

« 2014年1月26日 - 2014年2月1日 | トップページ | 2014年3月30日 - 2014年4月5日 »