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11月 02, 2013

2013年10月の読書まとめ

「半沢直樹」以来の池井戸潤祭りでこのところ小説づいていたが、決定的な傑作は「空飛ぶタイヤ」だった。必読。また、ひさびさに読んだA・J・クィネル。クリーシィもの以外のクィネルは初めて読んだ気がするが「サン・カルロの対決」は尋問官と人質との心理的かけひきが中心となった冒険小説という、かつて読んだことのない作品でこれも素晴らしかった。

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:4346ページ
ナイス数:78ナイス

事変―リットン報告書ヲ奪取セヨ (角川文庫)事変―リットン報告書ヲ奪取セヨ (角川文庫)感想
満州事変を機に権力拡大へひた走る関東軍に危機感を覚え、密かに関東軍解体を狙う松岡洋右が、事変に関するリットン調査団報告書を連盟報告前に入手すべく特殊作戦に着手。その作戦とは、東京随一のスリ集団「巾着屋一家」選りすぐりのプロ集団を満州に派遣し、リットン調査団の報告書を気付かれぬうちに盗み・写し・戻すという泥棒作戦だった…!前半、松岡洋右を主人公とした謀略小説かと思うと後半はスパイサスペンスとなる。奪取シーンは白熱のデキで、映像化を見たいくらい。全体面白かったが幕引きの呆気なさは残念。まあ史実があるからなあ。
読了日:10月27日 著者:池宮彰一郎
サン・カルロの対決 (集英社文庫)サン・カルロの対決 (集英社文庫)感想
傑作「燃える男」のA・J・クィネルによる冒険小説。共産革命に揺れる中南米の架空の国サン・カルロを舞台とし、キューバから派遣された情報局長官と当地のアメリカ大使の対決、大使救出作戦を立案する黒人大佐の活躍を描くという話だが、特殊部隊による軍事作戦が主軸なのかと思って読み進めた読者の期待は、良い意味で裏切られる。じつは人質となった大使と尋問官との、一切血なまぐさいところのないディベート対決こそがこの小説のキモなのであり、言わば「精神的冒険小説」ともいうべき独自の世界が開陳されている。冒険小説ファン必読の一冊。
読了日:10月25日 著者:A・J・クィネル
かばん屋の相続 (文春文庫)かばん屋の相続 (文春文庫)感想
池井戸潤の銀行モノ。はじめて読む場合はどうか分からないが、ちょっと最近読みすぎてて飽きてきた感あり。熟年女性経営者とそれを見つめる新米銀行員の話がいちばんよかった。表題作は、もう少し信用金庫マンと元都市銀マンの意地のぶつかりを書き込んでもらえれば及第点なのだが…。
読了日:10月23日 著者:池井戸潤
新装版 銀行総務特命 (講談社文庫)新装版 銀行総務特命 (講談社文庫)感想
安定の短編連作。最後の一編はちょっとお預け感あり。
読了日:10月19日 著者:池井戸潤
暴雪圏暴雪圏感想
「制服捜査」の続編。これも面白かった。
読了日:10月14日 著者:佐々木譲
制服捜査 (新潮文庫)制服捜査 (新潮文庫)感想
これは相当面白い。佐々木譲の本領発揮。北海道釧路方面志茂別駐在所の駐在警官である主人公が、地域で発生する事件の背後に広がる有力者たちのつながり、北海道警の裏金事件に端を発する人事制度の急所に衝突する。
読了日:10月13日 著者:佐々木譲
鉄の骨 (講談社文庫)鉄の骨 (講談社文庫)感想
中堅ゼネコンの若手社員を主人公に置き、建設業界の談合を描く企業小説。東京地検特捜部による談合罪捜査というミステリ要素もあるにはあるが、どちらかというと若き主人公の成長を描く青春ストーリーになっている。地味ながら良い読後感の一冊。
読了日:10月6日 著者:池井戸潤
歌舞伎町セブン (中公文庫)歌舞伎町セブン (中公文庫)感想
「ジウ」「国境事変」の東警部補は出てくるには出てくるが、まー出てくるだけと言ってよい感じ。あと、まあもう一人あの人はひょっとして…というほのめかしはあるものの、基本的にはこれまでの作品との関連性は低い。読みやすいが登場人物のキャラクターが薄く、誉田作品としては凡作と思う。
読了日:10月4日 著者:誉田哲也
空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)感想
半沢直樹シリーズの十倍くらい素晴らしい。実在の巨大財閥グループの一角をなす自動車会社のリコール隠し問題を題材とし、いわれなき嫌疑をかけられた運送会社の経営者が、責任逃れに終始する大財閥グループと真っ向勝負するストーリー。大企業がもつ組織内論理が中の人たちの思いを押し潰していく過程を描いてきた作者だが、本作では、社外である顧客企業経営者の視点から、社会全体を含む実に裾野の広い群像劇を提示している。取澄まし顔の組織人たちが包囲する網の目の前に立つ主人公の、迷いながらも誇りに満ちた姿には涙を絞られる。傑作。
読了日:10月3日 著者:池井戸潤
空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)感想
これは相当傑作かもしれん。下巻に全速前進。
読了日:10月2日 著者:池井戸潤

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