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10月 03, 2013

2013年9月の読書まとめ

いやー池井戸潤おもしろいわ。ものすごく久しぶりに小説読みたい欲をガツンガツン刺激され、小説を読むことがこの後しばらくは増えてきそうな今日この頃。

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2929ページ
ナイス数:28ナイス

頭取無惨 (講談社文庫)頭取無惨 (講談社文庫)感想
池井戸潤以外の銀行モノも読んでみよう、と手に取った短編集。ミステリ性の高い池井戸作品と比べるとこちらはよりベタな企業小説という感じ。本店総務部で総会屋対策を30年行った男、取締役昇格を半ば諦めていた支店長、金融庁検査をきっかけに銀行からファンドに転身した男など、主役の役回りは多彩ながら、何だかこう、他人のグチを聞かされているような感が。ただの会社員の身上話に留まらず、そこからどうエンタメに繋げていけるのかが、企業小説の難しいところなのかもしれない。
読了日:9月29日 著者:江上剛
ハング (中公文庫)ハング (中公文庫)感想
誉田哲也の警察小説中もっともハード、という売り文句に魅力を感じて読んだが、緻密さよりも大胆な筋はこびがこの作家の持ち味と理解してはいても、ちょっと雑な感じは否めない。星2.9くらい。
読了日:9月29日 著者:誉田哲也
オンリィ・イエスタデイオンリィ・イエスタデイ感想
ひさびさのシミタツ。カバーには「恋愛長編」とあり、たしかに冒頭の「女を拾った」展開からこれが恋愛にいくのかな、と思っていたが、フタを開けてみればやはり志水辰夫らしい骨太の冒険小説なのであった・・・。主人公の役割設定が新しいといえば新しいともいえるが、内面に「過去を断ち切る」とか「断ち切らない」とかのお抱えものがあるあたりはシミタツ冒険小説の主人公としてはむしろお馴染みのパーソナリティなのでは?とも思える。名作・傑作揃いのこの著者の作品としては正直ちょっと落ちる印象。
読了日:9月28日 著者:志水辰夫
仇敵 (講談社文庫)仇敵 (講談社文庫)感想
地銀の雑務をこなす庶務行員を主人公に、大手都市銀幹部による不正と闘う短編連作。主人公はかつて大手都市銀の企画部次長でありながら幹部行員の罠に落ち主流から追放された過去を持っているが、あたかも用務員さんのような生活の中に安住の地を見出している。そんな主人公が拠点とする畳敷きの庶務員室に「どうも困ったことが・・・」と、地銀の新人行員がちょくちょく相談にやってくる。主人公は新人行員の見せる書類と数字を拾いトラブルを解決していく。安楽椅子探偵的な謎解きから大がかりな陰謀との闘いにつなげていく構成が巧み。面白かった
読了日:9月27日 著者:池井戸潤
シャイロックの子供たちシャイロックの子供たち感想
それぞれ主人公を異にする都市銀行地域支店の内幕モノ短編連作集と思って読み進めていくと、徐々に一つ一つの話が繋がり、東京第一銀行長原支店をめぐる群像長編の体をなすという、なかなか構成の巧みなミステリ。銀行がゴミを捨てずに一週間とっておく話はこの前に読んだ「不祥事」でも出てきたが、はたしてこれの後で今読んでいる「仇敵」にも登場。紛失事件にともなうゴミ漁りは、よほど作者の心をとらえるモティーフなのであろうw
読了日:9月26日 著者:池井戸潤
新装版 不祥事 (講談社文庫)新装版 不祥事 (講談社文庫)感想
銀行各支店の窓口業務の品質管理のために派遣される臨店チームの奮闘を描く短編集。女・半沢直樹といってよい剛毅ヒロイン花咲舞と小心な上司相馬健の取り合わせはバディとして絶妙で、窓口の日常事務が主題ということもあり、より女性に共感を呼ぶ話なのではと思う。半沢直樹の次にTBSでドラマ化しても芽があるかと思う(ヒール重役が「ちょこざいな」とか言うマンガチックな感じもドラマ向き)し、もっと冒険するなら抜け抜けとライバル局でドラマ化しても面白いのではないか。その時は花咲=二階堂ふみ/相馬=堺雅人がハマリ役ではと思った。
読了日:9月25日 著者:池井戸潤
ロスジェネの逆襲ロスジェネの逆襲感想
ドラマ化で大盛り上がりの池井戸潤「半沢直樹」シリーズの最新刊。ドラマではまだ描かれていない半沢の出向後のストーリーで、企業買収を巡り今度は東京中央銀行の副頭取との丁々発止のやり取りが描かれる。なかなか読ませる話ではあった。ただ、ちょっと「ロスジェネ」に向けたバブル世代半沢のエールともいうべき巻末の説明が長すぎるというか単なる説教に過ぎるかな・・・・という感があり、もしこれがドラマのシーズン2なり映画化なりで描かれるとすると、成功したドラマの致命的な弱点である「説明過多」に拍車をかけてしまいそうな気もする。
読了日:9月25日 著者:池井戸潤
オレたち花のバブル組オレたち花のバブル組
読了日:9月23日 著者:池井戸潤
オレたちバブル入行組オレたちバブル入行組感想
大人気のドラマ「半沢直樹」原作。債権回収の攻防を描く筋は面白いは面白いんだが、真綿で首を絞めるように支店長を追い詰めていくのを明らかに楽しんでる主人公に、このヒト陰湿すぎやしないかと抵抗感を感じたのも事実。偽名メール攻撃で勝手に妻の名前を利用し「妻へのちょっとした意趣返しだ!」(こんなセリフないけど)とか思っているあたりも、単純な反権力ヒーローというよりはむしろセコい人物造形になっているような。このへんも含めて銀行員の実態をリアルに描いてるんだとすれば、銀行って何というかアレな組織なんだな~と思える。
読了日:9月21日 著者:池井戸潤
「国家主権」という思想: 国際立憲主義への軌跡「国家主権」という思想: 国際立憲主義への軌跡感想
「主権国家として…」という語りをときおり見かけるが、そもそも国家主権って何よ?と思い読んだ。絶対王政における国王が「神から与えられた」って説で主権独占してた時代から説き起こし「そもそも英国以外の国は半分しか主権持ってない」空気の帝国主義時代や、戦間期、国際連盟のため国家主権は制限される説の一方で「非常時の時に権力取れる奴が主権の所有者」と説いたナチ学者シュミットの説など、主権の定義がいかに転々と変遷してきたか分る。これ別に自明じゃねえなと理解できた。各々の思想は一読だけでは消化し難いのでもう一回拾い読もう
読了日:9月18日 著者:篠田英朗

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