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12月 02, 2012

2012年11月に見た映画

新作、「黄金を抱いて翔べ」しか見てない11月。日映chで悪名シリーズ見るの勿論楽しいのだが、もっと劇場行かねば。

11月の鑑賞メーター
観たビデオの数:7本
観た鑑賞時間:827分

悪人 スタンダード・エディション [DVD]悪人 スタンダード・エディション [DVD]
日本映画専門チャンネルで鑑賞。吉田修一の原作も読みたいと思ったが、それにしても出会い系サイトしか出口のない日本の田舎って…。評判通りラストカットは素晴らしかった。
鑑賞日:11月25日 監督:李相日

白い刻印~アフリクション~ [DVD]白い刻印~アフリクション~ [DVD]
白銀に染められた、鹿猟の解禁時期の北米マサチューセッツを舞台としたラッセル・バンクス原作のとっても陰惨な話。田舎町の警官が因業親父の呪縛に囚われるように、出口なしの状況に陥って破滅していく。こういうの大好きなポール・シュレーダー監督の仕業で余計陰惨になってんじゃねーの?という疑いは尽きず、原作も読んでみたくはある。あらゆる洋画の中で最強の「人前には絶対出したくない父親」像を演じたのではないかというジェームズ・コバーンの演技がスゲエ。
鑑賞日:11月25日 監督:ポール・シュレイダー

黄金を抱いて翔べ黄金を抱いて翔べ
いやー楽しかった。妻夫木、浅野、桐谷らいずれもすごく光ってたし、北のヒットマンや襲撃先の銀行の温度感もすごくいい線。ほの暗く疾走感のある演出だけに遊びは最低限に抑えられているけど、時限装置のタイマーがブタちゃんのキッチンタイマーだったりするディティールが愛らしい。良作!
鑑賞日:11月24日 監督:井筒和幸

青春の門 [DVD]青春の門 [DVD]
日本映画専門チャンネルで鑑賞。いやー吉永小百合ってやっぱり綺麗だったんだなぁと感嘆。描写は古風で今となっては所々珍作感もあるが、河原崎長一郎演じる朝鮮人労働者との出会いと別れには心震わされる場面あり。ラストの展開はちょっと唐突な感じでいただけない。そりゃ吉永小百合には小沢昭一ならずとも飛びつきたくもなるやも知れぬが…
鑑賞日:11月20日 監督:浦山桐郎

悪名幟 [DVD]悪名幟 [DVD]
日本映画専門チャンネルで視聴。カタギになろうとする朝吉がおでんの屋台をはじめる。そこに一足先に故郷の徳島に返したはずの清次がヤクザの手先となって現れる…。全体的に二人のやり取りから生まれる快活な笑いに乏しく、悪名らしいノリが失われた映画だったように思う。
鑑賞日:11月17日 監督:Array,田中徳三

悪名一番 [DVD]悪名一番 [DVD]
シリーズ第8作。生き馬の目を抜くような東京で、勝新演じる純情一本槍の朝吉親分が金融ヤクザを向こうに回して大奮闘。「田舎者の上方ヤクザが」と罵声を浴びせた連中をボクシングジムでボコボコにする!ヒロイン江波杏子も美しいが、まあ親分と一緒につるんでる時の田宮二郎の目の輝きがなんともキュート。
鑑賞日:11月11日 監督:Array,田中徳三

悪名太鼓 [DVD]悪名太鼓 [DVD]
勝新演じる快男児・朝吉と田宮二郎演じるお調子者清次の河内弁でのやり取りを見ているだけでも楽しくなる、悪名シリーズ第9作。九州に一人乗り込んだ勝新の前に立ち塞がる、敵に回ったのかはたまたまだ味方なのか判然とせぬ田宮二郎の横顔の大写しに、映画ならではの魅力があふれている。強すぎる勝新の大立ち回りのあとにくる、締めを飾る八尾の祭り太鼓シーンの底抜けの快活さ、まさに娯楽映画の王道!堪能させて頂きました。日本映画専門チャンネルで鑑賞。
鑑賞日:11月10日 監督:Array,田中徳三

鑑賞メーター

2012年11月の読書

「64」すごい売れてるみたいだけど納得の面白さ。横山ファンで未読の方はぜひ。

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3768ページ
ナイス数:45ナイス

デフレの正体  経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)感想
ずいぶん前に著者の講演を聞いて主張のキモの部分―生産者人口減に連動した内需縮小がデフレの原因―を聞いたが、総所得と小売額の県別比較など極めて明確なデータが示され、より主張がストレートに伝わった。生産者人口の拡大と内需拡大に女性の社会参画が効く、というのは全く同意。子ども養育サポートの民間サービス充実は必要ではと思う。高齢者が再度生産者として社会参画できるよう、あまりキツい競争にさらされずユルく生産できる特定分野を作るのはどうか。基本自由競争社会だけど定年後・年寄り業界のみ社会主義的制度にしとく的な…変かな
読了日:11月28日 著者:藻谷 浩介

なんらかの事情なんらかの事情感想
待望の新刊、さっそく購入し読むのは後回しになっていた本だが、昨日ふと見た「王様のブランチ」で取り上げられてるのを見てびっくり。何とランキングにまで入っている。ことばのディティールや日常の細かい疑問が、世間に対するひねた姿勢のバイアスも経て遠大な妄想へと拡大…、みたいな短編小説ともつかない短文が多く収められたこの本の面白み、王ブラの主な視聴者層と相容れぬ筈と思っていたが、そんな自分も視聴者の一人な訳でTVの役割を一面的に評価しすぎたなと反省。んで本は岸本エッセイの読者なら相変わらず存分に楽しめる一冊。
読了日:11月25日 著者:岸本 佐知子

オレの宇宙はまだまだ遠いオレの宇宙はまだまだ遠い感想
見た感じぱっとしない、彼女もいない地味な書店員だけど、一人の帰り道や、家のちゃぶ台の前で人生について何気なく考え、とはいえ時に驚くべき深度まで思いを至らせることもある。そんな書店員のあくまでも日常の心の動きをミニマルに語っていくマンガ。作者固有のなんとも無防備とでも言うべき画風と、4コマを基調としたコマ運びのリズムが心地よく、すらすらと、しかし染み入るように楽しめる一冊。この作者のマンガ、ほかにも読みたくなる。
読了日:11月25日 著者:益田 ミリ

TPP亡国論 (集英社新書)TPP亡国論 (集英社新書)感想
TPPについて賛否両側面で一冊ずつ読んでみようと思ったが、賛成側ので適当そうなものが行きつけの書店に見当たらず、しょうがなく買った日経のQA本はいかにも退屈なのでこちらを先に読了。論旨は明快で分かりやすく納得性があるが、末尾の「開国論」のレトリックを論難する部分はもう少しサラっとしていても良かった。もちろん経済学的にどうかみたいな学術的検証が自分にできるわけではないので賛側の論も読んでみるべきではあろう。
読了日:11月25日 著者:中野 剛志

64(ロクヨン)64(ロクヨン)感想
ひさしぶりに横山秀夫節満載の警察小説で大満足。おなじみD県警を舞台として、警務部広報官という刑事とは異なるポジションの主人公が、記者クラブの圧力VS県警組織の情報隠蔽、キャリアの論理vs地元生抜きの矜持など複数の葛藤を抱えつつ、昭和64年に発生した未解決の誘拐殺人事件から導かれた、県警を揺るがす巨大な秘密を探索する。一本の電話や視線の交錯が決定的に男たちの「サツ官として」の去就を左右する、まさにこの作家ならではの境地。ページを繰る手が止まらない一冊。
読了日:11月24日 著者:横山 秀夫

政権交代 - 民主党政権とは何であったのか (中公新書)政権交代 - 民主党政権とは何であったのか (中公新書)感想
選挙前に政権交代後の状況をおさらいする意味で読んでみた。政権交代に有権者が負託した期待は各政権でどのような結実をみたのかというと、民主の政権公約の達成はほぼなされていない状況だが、そもそも有権者の投票行動には候補者の選挙公約の内容はあまり影響を与えていない事が'09年衆院選での調査からわかるという。前回の選挙は、どう見ても自壊状態だった自民党政権への懲罰投票でしかなかった訳だ(これは自分の実感にも一致する)。となると、大政党による政権交代に今後どれ程の意味があるか疑問だ。一党に任せれば良いとは思わないが…
読了日:11月18日 著者:小林 良彰

99%対1% アメリカ格差ウォーズ99%対1% アメリカ格差ウォーズ感想
オバマ再選!の決定以降に読み始めた、町山さんによる現下アメリカ政治文化レポ。ブッシュ共和党政権を支えたキリスト教保守の勢力が減衰し、代わりに反国民皆保険の声の中で昨今ノシてきた「ティーパーティー」という政治勢力のルーツと内実がよく分かる。サラ・ペイリンがティーパーティーにすり寄る構図に、在特会らネトウヨにすり寄る片山さつきと似た構図を感じる。異なるのは弱者叩きのティーパーティーの背後には1%の特権階級からの潤沢な資金があるというあたりか・・・
読了日:11月15日 著者:町山 智浩

終の住処 (新潮文庫)終の住処 (新潮文庫)感想
文庫版解説を書いた蓮実重彦が面白がったツボの部分は正直よくわからないが、ジャンプしたり巻き戻ったりする時間感覚(いきなり「次に彼が妻と話したのは、それから十一年後だった」っておい!)、パラノイア的と思われる前の寸止めポイントで留められる細々とした事物描写、日常のディティールが不意に人生の転機と軽々直結してしまう融通無碍ぶりが楽しくて読み進めてしまう芥川賞受賞作。ライドとしてはまるで成立していない妄想路線バスを勝手に乗り継いで、どこ果てるとも分からない異形の街歩きに出る感覚とでも言えばよいのか。面白かった。
読了日:11月15日 著者:磯崎 憲一郎

荻窪風土記 (新潮文庫)荻窪風土記 (新潮文庫)感想
井伏鱒二の住んだ井荻の地を舞台に、文士たちや画家、飲み屋や大工などの市井の人々の往還を著者らしい淡々とした文体で描出する随筆。大正昭和の大事件も背景としてあるが、例えば「二・二六事件の頃」など、骨董狂いの青柳瑞穂氏に骨董品の掘出し物を見せて貰うくだりで『ところが掘出し物をすると言われるのを(青柳君は)極端にきらって「埋もれた文化を探し得た」と言わなくては機嫌を悪くする。』といったふうに、ほぼ大事件と何ら関わりない荻窪人たちの表情を描くのに紙幅が割かれ、楽しい。中央線界隈の往時の風景も興味深く読める一冊。
読了日:11月13日 著者:井伏 鱒二

月と蟹月と蟹感想
道尾秀介の直木賞受賞作。これは文句なしに面白いし、小学生たちのノンストップな思いの発露が陰惨なドラマを創出する過程にも深みがある。傑作と呼んで良い。
読了日:11月10日 著者:道尾 秀介

妄想老人日記 (中公文庫)妄想老人日記 (中公文庫)感想
作家・野坂昭如が荷風の「断腸亭日乗」的文体で淡々と記した日記/私小説。齢70に達する老作家のブログとかmixi日記読んでる感じ…という方が通りは良さそう。しかし、永年の宿業である酒との苦闘、ファンの女性との逢引や風俗通い、自慰の記録まで赤裸々に記した内容はネット的領域を超越。老い、死への想念や愛すべき犬猫たちへの眼差しが交錯する。好みも分れるだろうが私は至極おもしろく読んだ。
読了日:11月10日 著者:野坂 昭如

三屋清左衛門残日録 (文春文庫)三屋清左衛門残日録 (文春文庫)感想
かつて藩の要職を占めたものの一線を退き隠居した主人公が、現役時代の因縁や藩内の派閥争いから様々な事件に巻き込まれる短編連作。それがしは隠居の身、と自称する主人公の活躍は、快刀乱麻を断つが如き...とはいかず、若い時分の行いへの悔恨や老いの自覚に彩られた実に等身大のものである。淡々とした文体のなかに、人間はいかに老いるべきかという問いを探索する旅といったテーマが巧みに織り込まれた、地味ながら味わい深い良作と思った。
読了日:11月8日 著者:藤沢 周平

銀漢の賦 (文春文庫)銀漢の賦 (文春文庫)感想
月ヶ瀬藩という架空の藩を舞台として、やがて家老に昇進する少年、下士の子、農民の子ら3人の友情とその後の運命を、藩を二つに割る権力争いを絡めながら描く時代小説。藤沢周平の「蝉しぐれ」リ・イマジネーション…と言ったのでは意地悪だが、子供のころに育まれた友情、青春の回想と藩を巻き込む陰謀を絡めた筋運びからくる味わいは嫌でも似てくる。といって出来の悪いコピーではなく、結構堂々とした作風でかつ読みやすいので、ファンが多いのもうなずけるし一通り周平読んだら葉室作品も読みたいな、と私自身も思わされました。
読了日:11月5日 著者:葉室 麟

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