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9月 02, 2012

2012年8月に見た映画

結論としては「ダークナイトライジング」も「メリダとおそろしの森」も「プロメテウス」も面白くねえ!!夏休み映画は「かぞくのくに」で大決定!という感じ。(なお「おおかみこども」と「アベンジャーズ」はまだ見てない)
次は「あなたへ」とか見るかな…

8月の鑑賞メーター
観たビデオの数:5本
観た鑑賞時間:476分

八つ墓村 [DVD]八つ墓村 [DVD]
ファミリー劇場でやっていて超久しぶりにまた見ちゃった。やっぱり野村芳太郎監督版だよなあ・・・と初めて意識して脚本みたらこれ橋本忍なのね。これの2本後がいとうまい子主演のトンデモ映画「愛の陽炎」と考えると非常にしっくり。芥川也寸志の音楽も素晴らしいが、やっぱり山崎努の多治見要蔵は何度見ても何度見てもコワいよ~~
鑑賞日:08月31日 監督:野村芳太郎

トガニ 幼き瞳の告発トガニ 幼き瞳の告発
韓国の地方都市で実際に起きた聴覚障害児童に対する性暴力事件を扱った映画。弱者を食いものにするということがいかに卑劣で許し難い人非人の行為であるか、それ以上に「多少の悪や不公正はどこにでもある」などと決して許してはならない行為が世の中にはあるのじゃ~!と叫び出したくなる社会悪断罪思念増幅映画として100点の出来。映画自体の結末は決してすっきりしないので中盤の蘭の鉢のシーンが最も痛快であった。子供たちもすごく好演。
鑑賞日:08月26日 監督:ファン・ドンヒョク

メリダとおそろしの森メリダとおそろしの森
話のきっかけとなっている婚約者の選択の問題がわりと取ってつけたような「現代的」解決になっていて釈然としないため、ピクサーというよりドリームワークス見たようなモヤモヤがある。メリダはどうでもよくて母親の話として見ると娘を守るために立ち上がる所で燃えられるかと。映像のクオリティとパトリック・ドイルの音楽は掛け値なしに素晴らしい。
鑑賞日:08月19日 監督:マーク・アンドリュース 、 ブレンダ・チャップマン

ダークナイト ライジング [DVD]ダークナイト ライジング [DVD]
これだけ話題で人気の作品にも関わらず、多数のストーリー要素間に何ら必然的な結び付きを感じられず、またディティールもニュアンスもなく「あれがこーなってこーなってこうなったんですよ先生!」と超早口でまくしたてられてる気分しかしなかったのだが、きっとビギンズは一応見たくせしてラーズって奴が出てきたなレベルしか覚えていないせいなのと、マンハッタンがアレになるシーンについて「パト2のパクリ」ってツイート見たため、一番アガるはずの画のとこで「あ、これか」レベルの感慨しかなかったせいもあるかも。ごめん正直眠かった。
鑑賞日:08月16日 監督:

かぞくのくにかぞくのくに
ついに見た。おそらく重厚さという点では少なくとも2000年以降に日本で作られた劇映画の中で最強の大傑作。前半は濃厚なテーマ扱いつつもあまりに面白いのでこれ朝の連続テレビ小説にしたらいいんじゃねえか等と思っていたが、後半はあまりに展開が鬱すぎて朝ドラ採用は諦め(ってNHKの編成の人でもないのに)、ただただ泣くばかり。演技も安藤サクラはじめ全員名演で、特にヤン・イクチュンは最後まで気付かなかったほど印象変わってる上、最重要脇役をパーフェクト演じ切ってて最強。女房を質に入れてでも見るべき一本。(入れないけど)
鑑賞日:08月16日 監督:ヤン・ヨンヒ

鑑賞メーター

2012年8月の読書

今月は原発、エネルギー関連の読書が多かった。読むだに、床屋政談の域と嘲弄されるかもしれないがやはり原発はゼロにしようよという思いを新たにさせられる。「原発ゼロなどとは無責任なポピュリズム」という論調も徐々に力を得てきた感じだが、彼らの上から目線の大衆善導論には、国土を蹂躙してなお「あるべき日本の姿」を追い続けた旧軍参謀本部作戦課的エリート主義が重なってみえてしまう。引き続きこのテーマについては追っていきたい。それ以外だと渡辺京二「日本近世の起源」は必読。レヴィ=ストロースの「やきもち焼きの土器つくり」は、数々の神話サンプルを記述して共通点を見出していくことに多くの紙数がさかれているので、思想に興味のある向きであれば別の人がまとめた解説書を読んでもいいかも。だが例示される神話サンプルの中身がどれもヘンでおもしろいので、思想はおいといて寄り道してもいいよという向きには、非常に楽しい読書体験になるはずだ。



8月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3717ページ
ナイス数:9ナイス

やきもち焼きの土器つくりやきもち焼きの土器つくり
構造主義で知られる文化人類学者レヴィ=ストロースによる神話分析の著。南米/北米インディアンの神話に登場するヨタカ・ナマケモノ・土器つくり・流星などのモチーフの意味連関を読み解くことで、分断された土地に住む人々が実は通底した複数のコード群で読み解くことができる物語を語り継いでいることを明らかにし、またフロイトによる神話の精神分析アプローチに批評を加える。インディアン神話の宇宙観のセンスオブワンダーぶりを楽しみながら、レヴィ=ストロースの提唱する神話論理のエッセンスが分かった感じになれる良書。
読了日:08月31日 著者:クロード レヴィ=ストロース



幻影からの脱出―原発危機と東大話法を越えて―幻影からの脱出―原発危機と東大話法を越えて―
読了日:08月27日 著者:安冨 歩


渡辺京二傑作選① 日本近世の起源 (新書y)渡辺京二傑作選① 日本近世の起源 (新書y)
超名著「逝きし世の面影」で徳川時代の長き平和の結実として成った文明の穏やかな諸相を描き出した著者が、その「徳川の平和」のルーツとなる近世を、戦乱の中世を克服した権力と民衆の関係を新たな視座(網野史学への批判を含む)をもって描き出す本。自分的には、秀吉の刀狩の積極的意味がこれまでピンときてなかったのが完全に払拭されたのが印象深い。日本中世の農村、武力ありすぎワロタと言わずにおれん w
読了日:08月25日 著者:渡辺 京二


天の血脈(1) (アフタヌーンKC)天の血脈(1) (アフタヌーンKC)
安彦近代日本史マンガの最新作。古代史マンガシリーズと血の記憶でつなげていく展開は「シュトヘル」の影響?とも思いつつ、安彦マンガファンとしてはこの二つの流れのクロスオーバーは期待感湧く。
読了日:08月24日 著者:安彦 良和


精神論ぬきの電力入門 (新潮新書)精神論ぬきの電力入門 (新潮新書)
新エネルギー偏重、電力自由化論に慎重さを求める書。だが「政治家の『政治主導』の尻を拭うのも役人の仕事」だの、安全神話はゼロリスクを求める反原発の主張に対応して生まれただのの上から目線の残念記述多数(そりゃ政策担当者の実感かも知れんが)、また再生可能エネルギーの不都合な真実を説くのはいいが、原子力の不都合さであるトイレなきマンション問題はスルーなど、これ一冊で今後の電力における課題が客観的に俯瞰されているとは思えない。とはいえ電力自由化の課題分析や総括原価方式の政策的利点の指摘などは読む価値ありと思った。
読了日:08月13日 著者:澤 昭裕



「憲法九条」国民投票 (集英社新書)「憲法九条」国民投票 (集英社新書)
「原発」国民投票を提唱する主催者の一人である今井一氏の2003年の著書。原発国民投票と九条改憲を紐づけて警戒するblogなど見かけたので読んでみたが、著者のスタンスは民主主義の手続きとして国民投票を導入すべきというものであり、九条改憲への端緒になりかねないから国民投票の議論自体反対という頑迷護憲派を批判するもの。論としては真っ当な印象を持った。巻末の鶴見俊輔の見解に説得力あり。来るべき投票シミュなど既に古びた内容もあり特にいま読み返さずとも良いかも。同著者同版元で「原発 国民投票」なんて本も出てるしw
読了日:08月12日 著者:今井 一



張り込み姫: 君たちに明日はない3 (新潮文庫)張り込み姫: 君たちに明日はない3 (新潮文庫)
これ、フツーの社会人の自己実現お助けしますよ話になりつつあるかも…、という色が強い3巻め。3回まで行われるリストラ面接での丁丁発止という定型がストーリーにアクセントを与えていたのだが、人員整理というよりふつうの希望退職者募集といった色の案件が多くなったことで、面接でのやり取りにビビッドさがなくなっている話が多い気がする。長期シリーズ化にありがちな「登場人物全員イイ人化現象」にさらされていることも要因か。
読了日:08月10日 著者:垣根 涼介


フクシマは世界を変えたか ---ヨーロッパ脱原発事情フクシマは世界を変えたか ---ヨーロッパ脱原発事情
欧州における過去の原子力事故の歴史と福島第一事故へのリアクション、再生可能エネルギーの動向事例などを独墺からハンガリー、アイスランドなどの小国までまとめた報告。英仏の強気な原子力推進(英官僚は日本より余程露骨な圧力かけまくり)の一方、国民投票で脱原子力へ舵を切るイタリアなど諸国様々。オーストリアでは99年、憲法に原発禁止をうたっており、バイオマスが地域電力の担い手になっている等、ヘェ〜の連続。著者は反原発の立場を明らかにしているが、イデオロギー色は弱いので原発推進な人が読んでも興味深く読めるのでは。
読了日:08月09日 著者:片野 優


借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)
企業のリストラをアウトソーシングで請け負うプロ集団の話「君たちに明日はない」の続編。表題作に加え、職を失った人を再雇用する人材派遣・人材紹介業務へ乗り出す最終話が良かった。リストラという極限的な局面を通して、登場人物たちの仕事と向き合う姿勢がやがて生き方の問題に滑らかにつながっていくこのシチュエーションはやはりネタが尽きず、面白い。一作めにみられた艶っぽい描写はかなり鳴りをひそめた感じで、その部分の味わいは減っている。
読了日:08月08日 著者:垣根 涼介


君たちに明日はない (新潮文庫)君たちに明日はない (新潮文庫)
面白かったけど、これ結構主人公のむけるエロ目線(よく言えば、魅力的な働く女性に惹かれる心境)がさりげない牽引力になった話だよなと思った。それゆえにリアルとも言える。一歩先行ってはっちゃけると「欲望リストラ外注課長」になるが、その手前のいい所でバランス取っているので、仕事への誇りが色気に転じた大人の話として成立。うまい。
読了日:08月06日 著者:垣根 涼介


闇金ウシジマくん 25 (ビッグ コミックス)闇金ウシジマくん 25 (ビッグ コミックス)
読了日:08月04日 著者:真鍋 昌平

原発と地震―柏崎刈羽「震度7」の警告原発と地震―柏崎刈羽「震度7」の警告
「想定外の事態」「過信の代償」「『ノー』を事実上封印した安全審査」これは福島の事故についての記述ではなく、2007年の中越沖地震による柏崎刈羽原発構内での被害と原発安全神話の崩壊を追った新潟日報の新聞記事の記述だ。それをまとめた2009年出版のこの本を読むと、問題の構造はまったくの所同じであり、福島はつまり「繰り返し」だったのだとわかる。柏崎刈羽原発の再稼働を東電は2013年度中に行うことを目指しているという。
読了日:08月03日 著者:新潟日報社 特別取材班

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