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12月 12, 2010

「黒く濁る村」(★★★★)

丸の内東映でカン・ウソク監督「黒く濁る村」観た。丸の内東映ひさびさに行ったな~。


面白いんだか面白くないんだかよく分からない予告編ではあるが、これがなかなか面白い映画なのである。
映画の冒頭は1970年代。人の心をつかむ宗教家と悪徳刑事(遠藤憲一そっくり)が出会い、魂の救いの得られない者たちを集めて山間にコミューンを造ろうとする。そして現代、宗教家は死に、今は村長になっている遠藤憲一の治める村に宗教家の息子である主人公が父を弔いに帰ってくる。村のはじまりを記した恩人の息子である主人公に対して、村人たちはなぜかよそよそしく、早く出て行ってほしいと言わぬばかり。自分の周辺を探ろうとする村長以下村人の行動に不審なものを感じた主人公は村に居残ろうとするが…

一体この話はどう転ぶのか?血塗られた感じも別に途中までは全然しないし、頭のさびしいオヤジたちが身辺をうろうろしたり、地下室でゴソゴソやってるだけの映画のように見えるし、陰謀目論んでる感満載の遠藤憲一がいかに凶暴そうでも、話の舞台となる現代では既に70代の老人。ホラーではないし、スリラーというほどでもないし、ミステリ?ん~?とか悩んでしまうのだが、それ含めて一体話がどこへ行くのか気になって見ちゃう。こんな映画は、アメコミ原作ハリウッド映画やら、大作シリーズの最終話を無理に割ったやつやら、リメーク上等ジャンルムービーにうめつくされた最近のシネコンではなかなかお目にかかれないものではないか。また主人公が助力を頼む、かつて自分を不当に起訴しようとして左遷された検事との噛み合うはずのないコンビプレー(この感じは見てもらうしかない。ルパン銭形タイプよりも新しくて面白い)がすごく楽しくて、物語に推進力を与えていると思った。
おっさんばかりの村の紅一点であるユソンも実にきれい。韓国の名取裕子って感じか。(ずっと若いけど)

丸の内東映はどうにもガラガラだったが勿体ない。確かにジミな映画だがもっと見られてよい一本だと思う。

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