「ヤッターマン」(★★★)
三池崇史監督「ヤッターマン」鑑賞。
・・・とにかく悪ふざけもいい加減にしろと爆笑しながら言わざるを得ない一本。
http://www.yatterman-movie.com/
素晴らしすぎる生瀬勝久のボヤッキー以外はほぼミスキャストであり、フカキョンはフカキョンという前提がなければただの空気読めてない女という感じ(正直ヤッターマン1号・2号は誰がやっても構わんとも思えるが)。
ドロンボーメカとヤッターワンの格闘がアニメの牧歌的な感じを刷新するガチンコぶりであったことや、ヤッターマン性とは全く関係のない、阿部サダヲによるスター・ウォーズごっこ+「極道恐怖大劇場牛頭」ネタが一番印象深いデキになっており(笑)、ドロンボー3人によるミュージカル風味の、もうやめてくれとロープをつかみに行きたくなる酷さも「あえてやってんだろこの野郎」と思わずにおれず、とにかく全編ナメているとしか言いようがない姿勢にはむしろこの監督らしく、拍手を贈りたくなる。
これはこれで楽しませていただいたが、これ一本で一日を終わらせたら「俺は一体一日何をやっていたんだ」と思ってしまうこと必定ではないか。不用意に見てしまったのであれば何らかの解毒手段を用意しておくか、毒食らわば皿までと「牛頭」でも見て更なる悪ふざけの毒にどっぷりと漬かるしかないだろう。
またビックリドッキリ・メカやドクロきのこ雲、ドロンボーの安い詐欺テクなどはちゃんとやっていたりするので、監督の仕込んだ非タツノコ的毒を全スルーできる胆力の持ち主であれば案外普通に楽しめたりする可能性もあるかも。
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