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6月 18, 2006

「インサイド・マン」(★★★☆)

スパイク・リー監督「中の人も大変だな」...もとい「インサイド・マン」をユナイテッド・シネマとしまえんで観た。
で、あらかじめ言いますとそんなに奇想天外なコン・ゲーム作ではない。もっともこちらもそんなに構えて見ているわけではないのでそれなりに「お、なるほどそれか」と思わされるが、「よーし、見破ったるぞー」と気負いまくって劇場に行ってもそんなに満足感は得られないかもしれない。
というか↑のような映画の見方は根本的な愉しみをミスしていると私は思うが、ま、それは個人的な考え方なので(^^;)

批評的な見方をする人には、トリックの妙よりもむしろストーリーが巧妙に織り込んでいる社会性をガジェットとしてみるほうがより楽しめるかもしれない。「お、こんなところでそれ持ってくるか」というような感じで。そもそものストーリーの根幹を形作っている部分にもスパイク・リーっぽい人種差別のテーマが絡んでいるのだが、それはアフリカ系アメリカ人の抱えるものではなく・・・というあたりが面白い。色々なネタを小出しに織り込んでいるが、一貫している。

映画前半では時間帯の異なる訊問と銀行強盗事件を平行的に語りながら、徐々に謎の種を蒔き、後半でそれを展開させていく脚本はなかなか巧いが、最近よくみるスタイルといえばそうとも言える。いかようにでもエキサイトを突っ込んでいける素材ながら、スパイク・リーはそういう安手の展開を抑え、納得できるキャラクター造型により注力している感じがして好ましい。デンゼル・ワシントンの出てくる立てこもりものなので、ニック・カサヴェテス監督の「ジョンQ」を想起してしまったのだが(もっともデンゼルの立場は両作では真逆だ)、あちらはサスペンス演出自体は平板な紋切り型だったのと好対照に思われた。
役者陣では何といってもクライヴ・オーウェンだろう。この人眉毛のゲジゲジっぽい感じがどうも気になるのだが、やっぱり味があるね。
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