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10月 10, 2006

「弓」(★★★★)

今、おそらく世界でもっとも面白い映画(見たらすぐに忘れる快楽装置としての意味ではなく)を撮る10人を挙げたら間違いなく入るであろう韓国の映画監督キム・ギドクの新作「」をル・シネマで見た。

エンジンの壊れた釣り舟に釣り客を招き、少ない乗船代だけを得て慎ましやかに生きる老人。彼にはどこからか拾ってきたと噂されている、16歳の美しい娘がついている。
あどけなくも奔放で、かつ魅惑的な彼女が17歳になった日、妻としてめとることだけを希望として、老人は船上で弓を鍛えながら生活している・・・。

浮き世離れした海上の世界で展開する話だが、「春夏秋冬そして春」ほど寓話的な難解な映画ではない。とはいうものの不可解なことは起きるので、多人数で見た人は解釈を巡って議論必至だろう。

監督の最近作「サマリア」(主演のこの世ならぬ美少女ハン・ヨルムはこの映画で援助交際に身を投じる少女を演じているが、どこか聖性を漂わせた魅力は本作とも通ずるものがある)や「うつせみ」も、これまで見たことのないような美しいラストシーンが印象深かったが、今回も「おおっ」と思わされた。
未見の方はお楽しみに。

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» N0.172「弓」(韓国/キム・ギドク監督) [サーカスな日々]
キム・ギドク監督は自虐を装いながら、 韓国映画界と訣別しようとしているのかもしれない。 それにしても、キム・ギドク監督の爆弾発言のその後は、どうなったのだろう? この8月18日、韓国MBCテレビ「100分討論」に出席したキム・ギドクは、「グエムル」について、「韓国映画と観客のレベルが最頂点に一致した映画が『グエムル−漢江の怪物−』だ」といった揶揄をし、ネチズンと激しく対立した格好となった。 3日後に謝罪した。 �... [続きを読む]

受信: 10月 10, 2006 11:29 午前

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