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12月 17, 2005

渋谷で飲んでたら

不意に発見。性能評価とか書いてありました(^_^;)051217_23010001.jpg

12月 11, 2005

映画「ホテル・ルワンダ」は1月14日より公開です

もう多くの方がご存知かと思いますが、当ブログで再三告知してきました映画「ホテル・ルワンダ」(ドン・チードル主演、テリー・ジョージ監督)は、2006年1月14日(土)よりシアターN渋谷でのロードショー公開、またその後全国順次ロードショー公開が決まりました。
公式サイト(↑リンク先)でも、私自身たずさわった「ホテル・ルワンダ日本公開を応援する会」(←「求める会」から名称変更しました)が紹介されてます。

ん・・・・?

公開のめどが立っていなかった日本にもその興奮は飛び火。「この作品を日本でも観たい!」と20代の若者たちが立ち上がり、インターネットで署名運動を展開。

すいません・・・・。(←三十路)

ともあれ、20世紀最後の人類史的悪夢と、それと戦った20世紀最後の勇気あるイッパン人の物語、感動必死です。
それになんといっても、この映画のドン・チードルはまったくもって役者魂爆発の名演。ポールトーマスアンダーソン映画ファンをはじめとする映画を愛する諸兄、同時代随一の役者職人チードルの桧舞台を見逃す勿れ。

「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」(★★☆)

シネマミラノでクリス・ナオン監督「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」を見る。
ジャン・クリストフ・グランジェ原作/ジャン・レノ主演という「クリムゾン・リバー」大当たりの柳の下ドジョウ映画のようだが、「クリムゾン〜」は私はまだ見ていない。しかしまあ、「クリムゾン〜」も見ておいたほうがいいかな〜・・・と思うような出来の映画では到底なかった。トニー・スコットの映画でよく見るようなMTVチックなカメラワークでパリのトルコ人街を舞台にした迷宮的なストーリーを語るのだが、いたって単調なハナシである。主演女優のアーリー・ジョーヴァーが美人じゃなかったらカッタるくなっていたこと必定。やれやれ。

鹿島茂著「怪帝 ナポレオンIII世」読了

鹿島茂の「怪帝 ナポレオンIII世 第二帝政全史」を読み終わった。

ナポレオンIII世のバッドイメージを決定付けたというマルクスの「ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日」を読んでいるわけでも、ユゴーの弾劾作品を読んでるわけでもないが、なんとなくナポレオンIII世にいいイメージはない。
世界史で習うのも、彼はクー・デタで権力を奪取して帝政を復活させたが戦争には弱く、普仏戦争でプロシアにとっつかまって退位したあたり。イギリスに負けたことしか習わないスペインの無敵艦隊と同じで、あんまりたいしたやつという印象を受けないのも仕方あるまい。
しかし同時に第二帝政は19世紀のパリ文化を形作った重要な時代であることも間違いなく、この時代についての知識は持っておきたいところだし、また私が個人的に興味を持っている近代イタリアのリソルジメント史においても、ナポレオンIII世はキー・マンとして登場してくる。

この450ページあまりの評伝の書き出しはこうだ。

「ルパンには甥がいた。その名もルパンIII世!」は、ご存知モンキー・パンチ作の「ルパンIII世」の惹句だが、このルパンをナポレオンに代えて「ナポレオンには甥がいた。その名もナポレオンIII世!」としたとき、案外、この「ナポレオンIII世」も「ルパンIII世」と同工のパロディーだと思ってしまう日本人が多いのではなかろうか。
・・・・という書き出しはかなりひどいが(時折、鹿島茂氏の文章は信じられないくらいダサいことがある)、不安なのはプロローグからルイ=ナポレオンが大統領になるあたりくらいまでである。 陰謀家から大統領に至ると、政治史、経済・産業政策、福祉政策、オスマンのパリ改造、クリミア戦やイタリア統一戦への参戦などと、視点をそれぞれに変えながらナポレオンIII世の治世が語られるのだけど、どの視点からみても面白く、かなり引き込まれた。

特に、ナポレオンIII世という人物が単純な皇帝願望の強い独裁者という見方でとらえきれる人物ではなく、党派同士の乱闘をくりかえす共和派よりもさらにラジカルに労働者福祉、民衆主権を実現させようとした権力者であったというくだりは面白い。

 ここにあげられているように、フランスの社会福祉政策のほとんどは、ルイ=ナポレオンが独裁者の地位につくことによって初めて実行されたものである。それまで、ブルジョワ秩序派はおろか共和派も社会問題よりも政治課題を優先していたので、社会福祉政策のほとんどは議会に提案されても廃案となっていた。怠け者を甘やかしてはいけないというのがその主張だったが、財源の少なさも多分に関係していた。オルレアン家財産の没収は、ルイ=ナポレオンが社会福祉政策の財源を探したあげくに導き出した結論だったのである。(142P)

 ナポレオンIII世はほかにも自らが薫陶を受けたサン・シモン主義的なポリシーに則り、近代的なベンチャー・キャピタルを創設し産業を推進した。これら新進の銀行とロスチャイルド家ら古株銀行との金融戦争は、オスマンのパリ改造とならぶこの本のクライマックスである。
 ナポレオンIII世にたいし様々な手練手管を使って皇妃におさまったウージェニーの教師がプロスペル・メリメと、なんとあのスタンダールであったというような小話も面白い。近代ヨーロッパ史にちょっと興味のある人だったら読んで損はない一冊だと思う。

「ブレイキング・ニュース」(★★★★)

ジョニー・トー監督「ブレイキング・ニュース」(大事件)見る。
ちょっと前にマイケル・マン監督の「ヒート」ってのが「映画史に残る銃撃戦」というコピーで出てたが、この映画の冒頭の銃撃戦の方がそれにふさわしい。大陸の犯罪集団と香港警察との間に交わされたこの銃撃戦で完全に敗北した警察権力が、マスコミに流れたバッドイメージを覆すために犯人逮捕を完全TV中継する・・・というストーリー。
 九龍城みたいにゴテゴテと迷路のように増築された大規模集合住宅に立てこもった犯人側は、「PTU」で腐った魚に滑って二回も転ぶマヌケ刑事を演じたラム・シューの家に入り込み、子供をたてにとって部屋を根城にする。騒ぎまくる娘を別室で脅しつけようとする犯人に、ラム・シューがすがりつき、

「やめてくれ!娘はカトリックなんだ!」
「それが何だ!」
「いや 関係ないけど」

という応酬には爆笑。
そのうち犯人と家族は緊張の中にありながら奇妙に空気を共有するようになり、犯人の手作りの中華料理で食卓を囲んだりする。またこのメシが実にうまそう。

包囲する警察にも見せてやれ、と豪華な食卓をネット中継する犯人をみて、警察側のメディアプロデューサーであるケリー・チャンは
「負けるな!われわれも警官隊に豪華弁当を出すのよッ!」

ケリー・チャンってなんか「かわいいだけの人」という印象がぬぐえないが、今回は完全なバカを演じておりあの中身のない美しさを生かしている気がする。
強盗団のリーダー役、リッチー・レンもなかなかよい。途中から事件に巻き込まれる殺し屋、ユウ・ヨンは大木実にそっくりだった。

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