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11月 26, 2005

だれもいない東京駅

また深夜残業が続くサイクルを迎え、今宵は始発待ちとしゃれこんでみた。兜町から駅まで、日本橋界隈をビール飲みながら歩く。誰一人いない夜明け前の風景が心地良い。人間が幅をきかせていない街はいいものである。もっと繁華街、池袋あたりの明け方になると人間の代わりにカラスが幅をきかせているので、あまり気が落ち着かないが。
東京駅に着くと、これからの先々、朝まで飲み明かした酔っ払いたちを積載して高尾に向かうのであろう橙色の車両が、無人のホームで静かに唸りを上げているのだった。051126_04380001.jpg

11月 21, 2005

「グロテスク」(★★★)

最近私の体はタバコへの耐性の弱さを露呈しつつあるらしく、ずっと腹がゆるい。
初めて試しに吸ってみたピースメンソールの香料がキツかったのもあるのかもしれないが・・・。

木曜はグループ全社のイベントで久しぶりに大人数の前でしゃべらせてもらったのだが、聴衆のみなさんはこの壇上でえらそうにしゃべってる奴が、まさかうんこがゆるいことに悩んでいるものとは思ってもみなかっただろう。

そんなわけで体が弱っているうえに仕事が忙しい折に桐野夏生を読む・・・これはますますきつい。
しかも「東電OL殺人事件」にモチーフを得、昼は大会社の総合職だが夜は娼婦となる中年の女性が、悲痛なまでに自己を鞭打ち崩壊させていく過程を描いた小説「グロテスク」である。(まあ、実際にはその箇所は筋全体の5分の1程度のものなのだが)
ざっくり言って、非常に暗鬱な気持ちになる一冊であった。

「柔らかな頬」と間をほとんど置かずに「グロテスク」を読んだのだが、スイスイ読み進められるわけでも、読んでいて楽しくなるわけでもない小説なのに不思議と読んでしまうのが面白い。
女性小説という一面はもちろんあるのだろうけど、私にとっては、どちらも死というゴールに向かってまっすぐに・・・あるいは迷走しながら死んでいく魅力的な登場人物が登場すること、また、その物語を傍らにみつつ現世という無間地獄を彷徨う人々が語り部となっていることに惹かれるところがある。

半分以上読まないと、「このままイヤな人間がいやな物語を続けるだけの小説なんじゃねえのか」とやめてしまいかねないが、悪意に満ちた語り手が意外な一面を見せる終盤には正直言ってある種の感動をおぼえた。いや、泣けるとか好きになるような展開ではまったくないんですが。

殺人犯である中国人チャンが自らの手記で「自分は柏原崇に似ていると言われた」と書いているため、裁判の傍聴でその顔を見ようとした語り手が、実際の犯人の顔を見て

ああ、どうしたことでしょう。どこが「柏原崇」なのでしょう。

とか書いてんのには思わず笑った。カギ括弧までつけなくても。

ドストエフスキーだってもう少し笑いがあるぞ、と思わずにいれない重苦しさに満ちた前半にくらべ、後半では戦慄が乱れ飛ぶ暗夜のカーニヴァルとなる展開も、よく練られているなあと思った。しかしまあ体の弱っていたり、仕事に集中しなきゃならんというときに読む小説ではない。

最近読んだのはほかに「日本怪奇小説傑作集1」、石田衣良「LAST」、平井呈一編訳「恐怖の愉しみ 上」など。このところ暗鬱なものばかり読んでいるので、次は久々に冒険小説でも、ということでクィネル「パーフェクト・キル」のつもり。

11月 20, 2005

携帯折れた

携帯のつなぎ目のところ(…と呼んで良いのかどうか、まあ写真に写ってる部位)が割れてしまった。で、やむなく機種変に行った。
「前の端末見せていただいていいですか?」と言われ「あ、割れちゃってて…」と無用に弁解じみた口調で言いながら、もはや二つの別個の機械に近い端末を出す。
「電池の裏に機体番号があるので、電源落として電池を外させていただいてかまいませんか」と言われて端末裏返すと、以前電池カバーが無くなって以来、カバーがわりに貼りっぱなしの黒ガムテが表出したのだった。
2メガピクセルケータイ裏面の有り得べからざる状態を目にし、店員の顔に狼狽の色が走る。
「えーと、これってどうなって…」もはや説明するのもはばかられる史上最恥の機種変でした。
今度の端末はWIN。来年一月からモバイルSUICAにも対応ってことらしいのでこの機会に使ってみたいと思う。(←実はSUICA使ったことない)051119_13280001.jpg

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