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5月 21, 2005

某国際的博覧会に行ってきました

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瀬戸会場入り口脇。

日帰り出張のついでに会場を散策。
17時ころから帰りの新幹線出発時刻までという時間的制限もあり、あまり余裕がなかったこともあってトヨタだのJR東海だのの人気パビリオンは

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(例外的に氷漬けマンモスの展示だけは見ましたが)
そんなわけでマイナー国のちっこいパビリオンばっかり重点的に攻めることに。

いきなりハートを捉えたのは、中東。
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こちらは、サウジアラビアの南に隣接するイエメン共和国のパビリオンです。

こぶりな館の内側はまさにバザールそのもののように、テーブルの上にいっぱいに装飾品が並べられている。
その奥で多数のやる気のないイエメン人たちが腰に半月刀の鞘なんぞ差してひたすらヒマそうにしている。
万博ゆえの売り込みの縛りでもあるのだろうか?
すごくノン気な空間が現出している。

素晴しいのはこれ。
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イエメンの民家に設けられているという居間である。
誰でも入って寝てたりして可であるという。

何しろ
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本気でイエメン人やる気ないっすな。

だが、隣のサウジアラビア館が変なシアタービジョンにやたらジャブジャブ金注ぎ込んでたり、館員も民族衣裳着てるだけで日本人であったりするのにくらべ、イエメン館は手作り度の高さ・そして民族性をまったく濾過せずに丸出しにしているあたり、実に好感度高い。
エキゾティズムを掻き立てる場としての万国博覧会という面では、実はこれこそが外国館の正しいスタイルなのかもしれない。

他に行った人の話では、一定の時間で行なわれるダンスの実演について「時間が合わなくて見れないねえ」と仲間内で話しあっていたところ、「じゃあ今やろうか」とばかりにその場で踊ってくれたりしたらしい。
今日び、あまりにも微笑ましい話ではないでしょうか。

イエメン館、要チェック! →他に行かれた方のblog//

中央アジアもなかなか素晴しい。
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中央アジア合同館の「キルギスタン」ブース。カザフスタン、ウズベキスタンなどの類似国に比してキルギスタンが抜きん出ているのは、その圧倒的な脇の甘さである。

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どうやらタテ書きの法則がよくわからないようであります。

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キルギスの地下にはメンデレーエフの元素表にのっかってる殆ど全ての鉱物資源が埋まってるのだとか。
この地形さえも国家の強みに引っ張ってくる圧倒的な牽強付会ぶりには、思わず私もキルギスの将来性を保証してしまいそうになります。

ということで、みなさんも某博覧会に行きたくてたまらなくなったのでしょうか!?

では、サイナラ、サイナラ、サイナラ。
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5月 18, 2005

k-tanaka29歳、精神年齢46歳

りゅうりゅうの精神年齢鑑定 というのをやってみた。
http://www.geocities.jp/ryu2world/seitop.html
自分的には、もういいかげんオトナになれよ自分、というくらいガキだと思ってたのだが・・・

続きを読む "k-tanaka29歳、精神年齢46歳" »

5月 17, 2005

キョーフの最終退出

金曜日、出向先で初の最終退出。
女性先輩方お二人が先にオフィスを出て行くとき、最終退出者のやるべき処置を教わったあとに、
「じゃあお先に、あ、ここちなみに出るってウワサだから。元 山○だしね。
 お疲れ〜」

・・ってマジ怖ェ!
これって新人OLいじめですか!?

(注:29男です)

そんな週末を越して次の出勤日、喫煙所に変な形でぶら下がってる日めくりをまじまじと見てみると、プチ怖かったりする。
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ちょっと黒沢清映画っぽいですよね。(でもないか)

夜半すぎに帰宅して夜食。
豚キムチです。
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ここ参考にしてます。食材は足りてないけど・・。
脇にあるのは中華スープ。タイフェスで買ってきたトウガラシ足してみた。

5月 15, 2005

今日もタイフェス〜「海を飛ぶ夢」

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今日もタイフードフェスティバルに行ってきた。

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やっぱり今日もすごい人出。

スタジオパーク売店のお便所を今日も何度か使わせて頂いたのだけど、スタジオパークの壁にBSのキャラクター「ななみちゃん」のプロフが貼ってあったので記録。
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「怒った時はしっぽが腫れあがり、けばだつ。」
のだそうです。

シンハービールでしこたま酔った頭をふりながら新宿に出ると、急に雷雨→天気雨の状態に。
なんとも不思議な天気でした。
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新宿武蔵野館でアレハンドロ・アメナーバル監督「海を飛ぶ夢」を見た。
SFめいた「オープン・ユア・アイズ」、ホラー映画的な「アザーズ」などの作品を上梓し、今回は尊厳死を願う四肢麻痺の男性を描くヒューマンドラマを撮ったアメナーバル監督。
こうした様々なジャンルのスタイルを駆使しながらも、この監督は一貫して価値観・世界観の転倒という主題に魅了されているように思える。

海に飛び込んだ時に首の骨を折って以来4本の手足ともが麻痺、ベッドの上から一歩も動けない状態で28年を生き続けてきた船員ラモン・サンペドロ(ハビエル・バルデム)は「自分の尊厳の為に死を選ぶ」ことを決意する。
法的に認められていないカトリック国スペインで、尊厳死の権利を勝ち取ろうと裁判に臨むラモンは
「私のような境遇の他の人が生き続けようとすることを、私は批判しない、だから私のこの選択も否定しないでほしい」と語る。
そんな彼の前には「人生は生き続ける価値がある」「生き続けることは素晴しいことだ」と説く人々が現れる。
その中の一人であるロサ(ロラ・ドゥエニャス)はラモンを愛しはじめるのだが、「あなたは私に生きる力をくれたわ」と言うロサは、ラモンが死を選択することをかたくなに拒み続ける。
そんなロサに対してラモンは「私を愛しているのなら、私の選択を理解するべきだ」と語るのだが、
この言葉は「愛」についての非常に深い洞察を含んでおり、わたしたちに「愛する」とは何かについて再検討を催させるものだ。
そんなラモンは、杖つく女性弁護士フリア(ベレン・ルエダ)を愛するが、彼女も自らの生について、困難な選択に迫られているのだった・・。

宗教心の希薄なわが国に住んでいても、やはり我々には「生き続けることには意味がある」とラモンに語りたくなる衝動がある。敬虔なカトリック国スペインでは、尊厳死はさらに一層ハードルの高いことなのかもしれない。
私にも正直、ラモンの行動を肯定していいのかどうかは分からない。
彼が死後の世界を信じていないことは後半で語られるが、彼にとっては死ぬことによって自らを解き放つ行動こそが重要であり、いわば、死ぬことによって生きようとしたのだともいえる。
そうした彼が裁判に出廷するため外出するシーンで、救急車の窓から眺められる世界がじつに生に満ちていて美しいのは、切ないことである。

ラモンが尊厳死団体の女性に「これ以上私と関わることによって君に迷惑が及ぶかもしれないから、今後は一切連絡をとらないことにしよう、お別れだ」と電話をかけると、女性は、あなたの決断で非常に多くの物事が動いているけれども、それだからといって決断を翻していけないことはないから、もう一度よく考えてと呼び掛ける。
「君も他のみんなと同じだね」
と返すラモンの言葉は、自分の信念を他人に伝えることがいかに難しいかの悲しみに満ちており、いっぽう、土壇場にきて生きる道を選ばせようとする女性側の弱さをも露呈させる、酷な言葉である。

非常に重いストーリーであるが、映像は非常に美しく、かつ、私たち観客に多くを考えさせる映画だった。「アザーズ」で見せたあのヴェラスケス絵画のごとき明暗のワザは、この映画でも効果的に使われている。(★★★★)

終映後いろいろ考えながら壁に貼ってある同館上映中の「甘い人生」の雑誌記事を見てたら、「甘い人生」のキム・ジウン監督は「クワイエット・ファミリー」「反則王」のキム・ジウン監督と同じであることが分かった。
そうだったのか!今まで全然結びついてなかった。不覚・・・。
「反則王」は遅刻ばかりで上司にどやされまくるダメ銀行マンが、夜は反則プロレスラーとして大活躍というマンガみたいな話なのに、ものすごくハイセンスな画作りが抜きん出た映画で感心しきりだったのだが、あの映画の監督であれば「甘い人生」のあのうまさも納得。
こうなってくると「箪笥」が無性に見たくなる。
他に「ビョンホンの新作はノワールを一新した"優ノワール"」なんて感じの見出しも目に入ったが、「"優"なんぞノワール映画には必要無い。ノワール映画とは我々の血を凍らせるがごとき、酷薄な美に満ちたものであるべきだ」・・などと思ってしまう私は頭がカタいのでしょうか。
もっとも「甘い人生」が優しい映画だとは私にはあまり思えない。特にヒロインがビョンホンからの贈り物を開封した時に「は?」という顔をするカットは残酷に思われる。「報われない愛情は本人にとって(だけは)美しい」と書いた理由はここにある。

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タイフェスで買ってきた調味料類。
まんなかのはエビペースト。パスタなんかに入れるとめっちゃ旨そうである。800円のところが300円。安ッ。
パスタはトムヤムスープ買ったらおまけでつけてくれたものだけど、「イタリア製」だそうである(笑)この適当さがたまらなくいい。

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さっそくエビペーストを使い、晩飯はチャーハン。
もうちょっといっぱい入れたらよかったかもとは思いつつ、ほのかに隠し味的にエビ味が効いてて。おいしかった。

「邂逅(めぐりあい)」最高に美しいアイリーン・ダンを涙なくしては見られない

DVDでレオ・マッケリー監督「邂逅(めぐりあい)」を見た。

1939年、ハリウッド黄金期のアメリカ映画。
元ナイトクラブの歌手であるアイリーン・ダンと、浮気者の画家シャルル・ボワイエは、ナポリからアメリカに渡る客船の船上でふとしたことから出会う。
2人ともそれぞれ、新大陸に自分を養ってくれる金持ちの婚約者を待たせている身。
長い船旅の暇つぶしに大人の男女同士で軽い会話を楽しむが、段々とお互いの心の深い通じ合いを確信していく。
マディラ島の寄港地でボワイエの祖母宅に訪問し一日を過ごした2人は、やがてニューヨークに到着する時に約束する。
「お互いに身辺を整理して、半年後、あのエンパイア・ステート・ビルの102階で再会しよう」
そして2人はそれぞれに旅の前からもっていた婚約を破棄し、独立して身を立てるべく奮闘する。
アイリーン・ダンはふたたび歌を歌いはじめ、ボワイエは看板のペンキ塗りから始めて糊口をしのいでいく。
しかし6ヶ月後、エンパイア・ステート・ビル102階で彼女を待つボワイエの前に、アイリーン・ダンは現れない・・
ビルに駆付けようとして交通事故に遭ったアイリーン・ダンは、二度と歩けない体になるかも知れないと医者に宣告されている所だった。

と、粗筋を書いてみると韓流の風吹きすさぶ昨今、いまさら珍しくもなく陳腐なストーリーに思われるかもしれないが、この映画がテレビドラマとは全く一線を画しているのは、見ればだれでもアイリーン・ダン演じる歌い手を好きになるような、充実した台詞の数々、そして女優の輝かしい演技の賜物だろう。

特にマディラ島の丘の上にあるボワイエの祖母宅でのお茶のシーンは素晴しく、女性の魅力を深く深く描き切った描写は涙なくしては見られないものだ。もちろんシャルル・ボワイエも素晴しいのだけど、この映画を輝かしいものにしているのはアイリーン・ダンが演じるキャラクターの魅力に尽きる。

劇後半のところどころに挿入される歌の数々も素敵で、ナイトクラブでの歌唱で見せるダンの気っ風の良さなどは最高だが、挫折の中に暮らしつつも、孤児院の子供たちに歌を教えるシーンはさらに一層感動的である。

"願い"とは起きている間に見る夢のこと
夜のカーテンが静かに降りてくる
心の中に確かな夢を抱いていれば
だから ずっとずっと強く願い続けよう

子供たちがクリスマス・イブの合唱の練習をするのを見つめながら、ふと形にならない「夢」を追うように視線をさまよわせるアイリーン・ダンの演技のニュアンスに、限りなく胸を打たれる。

1994年にリメイクされた同名(「めぐり逢い」原題"Love affair")の映画ではアネット・ベニングが演じているようだけれど、とても期待する気にならない。
この魅力的なキャラクターを演じられる女優が他にいるとすれば、ひとりバーバラ・スタンウィックくらいしかいないのではないかと思う。

本当に素晴しいラブ・ロマンス映画だった。(★★★★☆)

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