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2月 14, 2004

ここまで来ちゃうと、もうゲシュタポ。

暗いニュースリンク:「反戦運動家は搭乗拒否」アメリカのテロ対策(?)事情 より。
孫引きですが。

「係員は私たちがFBIの“搭乗不可リスト”に載っているといったわ。サンフランシスコ警察に連れて行かれたの。本当にショックだった」アダムは語った。

「警察は私たちを拘留した。完全に拘束状態。水も飲ませてもらえなかったわ」ゴードンは回想する。

 平和運動をしているという以外は普通に生活している筈の市民が、公共の交通機関に搭乗しようとしたところ急に拘束される。
 これは、「言論の封殺」という以上の深刻な事態ではなかろうか。事実のみを虚心に見つめたとき、これが歴史上にあまたある秘密警察国家のやり口である事に気づく。
 いつから米国にはゲシュタポが成立していたのだろうか?

なぜ50代の二人の女性---アメリカ市民で、サンフランシスコに家を持ち、長年の平和活動家で犯歴もない人たちが、「テロリスト容疑リスト」に掲載されていたのか?
米国自由人権協会の弁護士は、政府がテロリスト容疑リストに二人が掲載されているかどうかさえ教えてくれないと話している。

 
 ポール・バーホーヴェン監督の映画に「スターシップ・トゥルーパーズ」という映画がある。
 原作はガンダムに出てくるモビルスーツのアイデア元になった「パワード・スーツ」というギミックが登場するロバート・A・ハインラインの古典SF「宇宙の戦士」。
 映画はこの原作に漂う「善き市民たるもの従軍して国家を護持すべし」的米国パトリオット的ノリを徹底的におちょくり、主人公たちをハイスクール青春ものの世界から、ナチス的意匠が包囲し、血で血を洗う激戦が支配する地獄のファシスト国家秩序へ叩き込んでいく。
 あの時は「私の大好きなハインラインのSFがこんな事に・・・」と絶句しつつもガンガン首がちょんぎれる兵士の命の軽さ加減とか劇中メディアのあからさまなプロパガンダに爆笑していたが、「イラク後」の今、恐るべきことにこの映画こそまことに予見的な映画であったのではなかろうかと思われてしまう。

バーホーヴェンの映画が傑作だなんて、そんな評価悪い冗談でしょと思われるのだが、
ブラックジョークそのものであったバーホーヴェンの映画が、実に現在の一面を示唆しているかのように思えるのが、実に底冷えのする事態である。

2月 13, 2004

「コンドル」

ビデオで映画「コンドル」を観る。
「コンドル」といってもハワード・ホークスの古典ではなく、シドニー・ポラック監督、ロバート・レッドフォード主演による1975年作(オレの生まれた年じゃん)のスパイ映画。原題"Three Days Of The Condor"。
CIAの末端で世界の出版物から暗号らしきものを拾い集める仕事をしているレッドフォードが、CIA内部の謀殺の渦に巻き込まれ、孤立無援の状況でニューヨークを迷走する・・という映画だ。

トニー・スコット監督の最近作「スパイ・ゲーム」でロバート・レッドフォードは若手エージェントのブラッド・ピットを支えるシニア情報部員を演じていたが、この映画のレッドフォードは若いうえに徒手空拳、小説ネタで覚えた知恵をしぼって殺し屋とスパイの包囲網をかいくぐっていく。
ボンド映画ほどではないにせよ、マシンガンで事務所の人間を皆殺しにしたりする「敵」のやり口が少々スパイにしては派手すぎる気もするが、そんな現場をさっさと後片付けする専門の掃除屋部隊なども出てきたりするあたりが面白い。
「巻き込まれ型スリラー」としてみると、他に傑作の多いジャンルだけに凡作と思えるが、諜報ものとしてみればまあ中堅程度のデキかなと思う。

 書くにあたって作品情報をさらっておこうとGoogle検索したところ、観た人のコメントで

CIAって1日中雑誌読んでいられるのかと最初思ってうらまやしかったです。

 という感想があった。うーん( ^ ^ ;)

2月 11, 2004

今日買った(買ってしまった)本

イ・チャンドンの新作がル・シネマでかかっている・・・。
ダルデンヌの「息子のまなざし」とあわせてめちゃくちゃ見たいのだが、とりあえず電気料金を支払わねば送電停止→凍死の一方通行ロードが待っているので、泣く泣く金を支払いにあてる。
最近まで自分をそれほど薄給だと思ったことはないが、1月の給料日以降は点火on爪的状態。あと2週間はこれが続くのか・・。バイトでもしようかな。

節約のため、本も古本屋で買うことにした。アマゾンの書評を読んで読もうと思った保坂正康の「瀬島龍三 参謀の昭和史」、ならやたかしのマンガ「ケンペーくん」、しおぴーさんのエントリと「宗像教授伝奇考」につけられたとり・みきの解説を読んで再読しようと思った諸星大二郎の「暗黒神話」、「栞と紙魚子1」、カルロ・ギンズブルグの「神話・寓意・徴候」。

気付けば映画2本分くらいは買っている。欝だ・・・

瀬島龍三については共同通信社会部による「沈黙のファイル 瀬島龍三とは何だったのか」を読んで興味を持ったのだが、アマゾンの書評をみるかぎりでは、保阪正康氏の本はさらに面白いようだ。
本人の回顧録「幾山河」もたしかあおい書店で平積みされていたのを買ったのだが、幼少期から学校にあがるあたりで、かったるくなってやめた。版元が産経新聞というのも何か気持ち悪い。

辻正信、服部卓四郎などをはじめとする彼ら大本営のエリート参謀たちは、岸信介・佐藤栄作ら官僚的統制主義者らと並んで、昭和期日本のかなり重要な部分を規定していると思う。
そして昭和を清算できたとはとても言えない平成の現代日本にも、彼らの影を背負っている部位はある筈だ。

「昭和史 七つの謎」

保阪正康著「昭和史 七つの謎」読了。

以前のエントリで前半部分については書いたが、後半もおおむね同じようなノリ。部分的には非常に興味をそそられる事実も挙げられているのだが、やはり一つのテーマに絞って徹底的に掘り下げた著作を読んだほうがいいように思えた。
巻末におさめられている原武史との対談(この本を買った一つの理由がこれだ)「昭和天皇の『謎』」が最もおもしろい。
 昭和天皇/マッカーサーの対話について触れるくだりで、原氏は

 昭和天皇は饒舌な人間ではないし、どちらかというと口下手。そうすると、マッカーサーに会ったときも、明確なメッセージというか、意志というものを、クリアな形で伝達できたのかという疑問がちょっとある。/しかし、はっきり言わないことが、逆に高度の政治性を発揮するということがたしかにある。/やっぱりそのへんを聞くと、戦前との連続性というのを感じるんですよね。昭和天皇は何も言わないということの意味をよくわかっていた。何も言わないほうが実は政治的には大きな力を発揮するのだという逆説。(太字引用者)

 原氏は、これを同時期のヒトラーやムソリーニなどのファシズム独裁者と比較し、<言葉=ロゴスの優位>の原則にたつヨーロッパ型の独裁にくらべ、昭和天皇の場合は言葉を使わないことによって一体感をつくっていったという。

 ここで思い出すのが、フランク・キャプラが監督した第二次大戦時のアメリカ軍プロパガンダ映画のワンシーンだ。
 ドイツ・イタリア・日本の各独裁者が群集にむかって「何も考えずに私に従え!」と言い、それぞれの国民が「ハイル」もしくは「バンザイ」をする。記録映像を使用してモンタージュされたこのシーン、もちろんセリフはアテレコであって実際に言われたものではないし、バンザイシーンも関連のない所からつないだものだが、そうした演出による違和感を超えて、強烈に「ノリが違う」という違和感を"独裁者ヒロヒト"とバンザイする臣民のモンタージュに感じた。
 それはどうやら「天皇自らは言葉による命令・呼びかけなどをしないことによって逆に一体感がつくられる」という、ここで指摘されている近代天皇制のシステムとドイツ・イタリアのファシズムとの違いに依拠するところであったようだ。

 <なお、この「素晴らしき哉、人生!」で有名なヒューマニズムの巨匠がつくった一連のプロパガンダ映画については加藤幹郎著「映画 視線のポリティクス」に詳しい。非常に面白い本なので未読の方は是非。(って最近こればっか)>

 さらにこの後の宮城前広場がいかに昭和天皇の統治の中で効果的に使われていったかというくだりに到ってはもう完全に原ワールド。なんだか違う本みたいだ。
 原武史の本は「大正天皇」「鉄道ひとつばなし」など読んできたが、これまで読んだ中では「可視化された帝国-近代日本の行幸啓」が最も面白い。明治天皇・大正天皇・昭和天皇と三代の天皇が行った地方への行幸や、皇太子時代の行啓を綿密に分析し、天皇の帝国をいかに視覚的に創造・演出していったのかが述べられている。分厚い本だがその分刺激もあり、読みごたえは十分。

2月 09, 2004

星野之宣onBSマンガ夜話、ぬう。

腐女子の行く道...の相変わらず素敵エピソードを読んでいると、末端に重大情報。

次回のBSマンガ夜話、ラインナップ決定ー。

2月23日~26日 BS2放送


【小さなお茶会】【自虐の詩】

【ブルーシティ】【はいからさんが通る】

特に私的にはここに注目。

【ブルーシティ】

これですよ。

今から考えるととてもこれが週刊少年「努力・友情・勝利」ジャンプに載っていたとはとうてい思えない、めっちゃくちゃおもしろい正統派SF。しかもちゃんと少年マンガになっている。
これが初連載作品だったというすごさ。
最初から完成されていた男・星野之宣と呼ぶ他あるまい。

思えばこのマンガを知ったのは、中学生のころ家庭教師にきていた理系の大学生に教えてもらったのが最初だった。
いま思えばあの学生、SF研にでも入っていたものであろうか。
たしか数学を教えにきていたはずだが、自慢ではないが今や分数の計算ですら覚束ない算数嫌いの私である。渾身の努力をもって学習の継続をはぐらかし、2人して世界のスパイ組織リストなどを作成していたりしたことを懐かしく思い出す。

"Dr.ジェノサイド"ってお前はいきなり一体何なんだ!?というツッコミが夏目房之介氏から出ることを期待したい。

「シービスケット」

歌舞伎町の新宿アカデミーでゲイリー・ロス監督「シービスケット」。

ああ泣いたさ。鼻もすすったさ。しかし、一言だけいわせてもらうと、
トビー・マグワイアという人はどうしてあんなに全部うめいているように喋るのか!?
というこのことだけは言わずにいられない。

ミニマル的演技といわれたり、賞賛には事欠かないマグワイア。しかしベッドに寝そべりながら娼婦にむかって喋るシーンでは、目ばかりがギョロっとしていて喉の奥からしぼり出すように喋るマグワイアに、どうしても「E.T.」を連想せざるを得ないものを感じてしまった。

そんなわけでこの作品、とにかくジェフ・ブリッジスの良さが際立っている。いい米国のお父さん。「タッカー」再び、だ。
クリス・クーパーもすごく好きな役者だが、今回は冒頭の素晴らしい乗馬シーンの後は、なんだかいい味を出し切れずに終わっていたようだ。
クルマのボンネットに立ってレースを眺めるエリザベス・バンクスも、なかなかいい。

何しろ米国の暗黒も変態も飲み尽くそうとする巨匠の大傑作を先に見てしまったので、どうしてもアカデミー賞という土俵で見てしまうと、ここに描かれているアメリカの姿にはなんだか楽天的すぎて身を委ねがたいところもある(あと、前半部分はあまりにも説明的すぎ、ものすごく冷める)が、一敗地に塗れた人々に対するメッセージということで、笑顔で泣ける映画ではあった。ランディ・ニューマンの映画音楽(「トイ・ストーリー」!)も相変わらずいい仕事。

今年は、アカデミー賞で燃えるために主要注目ノミネート作はさらえるだけさらっておこうと考えている。
あとの必修は「ロード・オブ・ザ・リング~王の帰還」と「マスター・アンド・コマンダー」。
どうもこのサイトでは「ラスト・サムライ」ばかりに注目がいく傾向があるが、もはや「あんなのもノミネートされてたっけ」的な位置に私の中では落ちている。

ところで新佃島・映画ジャーナルを見て気づいたが、そういえば一週間くらい前に決まる日本アカデミー賞などというものもある。日本映画好きな自分が「などというもの」と言うのは、あきらかにこの映画賞は政治的イベントだと思われるからである。
だって「スパイ・ゾルゲ」が優秀作品賞・優秀監督賞・優秀脚本賞だぜ。あのゴミカスが。これが政治以外の何であろうか。
(そういえば「梟の城」が早稲田の大隈講堂で試写会上映されたときは、当時首相の故・小渕恵三氏がサプライズでやって来ていた)
もう、日本にもラジー賞を作るしかない。カスをカスと呼ばずしてどうする。
#日本的なノリのパターンからすると、「シベリア超特急」に与えてしまいそうなつまらない結果もそれはそれで予想できてしまうのだが・・

萌え年齢テスト 

またも「小ネタBlog」でみつけたネタ。
萌え年齢テストをやってみた。

萌え年齢 :28.2966019417476才 <まあ、ありうることです。 注:早く結婚しないと~、と急いだりすると…、です。

『あなたは、天かけるリアリストかと思われます。』

だそうな。

ストライクゾーンの幅は、経験も含め、(ガウス分布ではないようですので)約9.82369010947485才程

というんだが、つまり上下4.5歳まではOKだよキミぃ、ということだろうか。
たしかにアンダー20歳はもうキツいと思うが・・
上なら10コくらいもOKっすけど(w)

日本の借金時計に眩暈

小ネタBlog~純情派~で見つけた「借金時計」。
日本国の借金がどんな感じで膨れ上がっていくかをリアルタイムで目撃することができる。

目が回ります。

「あなたの家庭の負担額は・・」という時計もある。国の世帯数で割った額なのだろうが、
既に一千数百万っスね。
一千万どころか、私自身は明日の数千円に困り、こないだ何度目かの送電停止予告も受けたという日常なのに、ムリ言うなって。

借金こわい。しかし借金体質に無感覚な自分たち(国民)の日常感覚がもっと怖い。
う~ん。

ワーナーマイカル板橋のレイトにひさびさに行って「シービスケット」でも見ようと思ったが、寒さと距離に断念。
チャリで40分くらい、前はなんでもなかったんだが、トシでしょうか。
で結局ガストで晩飯を食いつつ保阪正康の「昭和史 七つの謎」を半分くらいまで読む。各章のタイトルは「日本の<文化大革命>は、なぜ起きたか?」「真珠湾奇襲攻撃で、なぜ上陸作戦を行わなかったか?」などと刺激的なのだが、意外と書いてあることはマジメで常識的。

ちょっと面白かったのは「戦前・戦時下の日本のスパイ合戦は、どのような内容だったか?」という章での、真珠湾攻撃直前の在ワシントン日本大使館では、人材派遣会社に派遣されたアメリカ人タイピスト4人が働いていた・・という事実にふれるくだりである。
「四人のタイピストは、常識的に言えばOSSから送られてきた要員ではないかと私は思う」という保阪は、かつての大本営情報参謀に会って
日本はスパイさえも養成できぬ国と、昭和十年代にドイツの軍人にいわれたことがあるが、そのとき私はむしろそれを誇りと思ってきた。結局、日本は情報についての確固とした考え方がないと嘲笑される意味もそこにはあったのだろう」
という話を聞く。

この述懐、はたして昭和十年代にとどまる話だろうか?

2月 08, 2004

若手芸人ライブ「雑音フェティッシュ」

げんしじん事務所による若手芸人ライブ「雑音フェティッシュ」をなかの芸能小劇場に見に行く。
途中入場だったため、最も見たかったじゅんごのネタは見られなかったが、若手の中でも新人な方々がマシンガンのように出まくる「フレッシュコーナー」(微妙なタイトルだなあ)でも中々笑わせてもらったし、いつも「あまりにも頭が悪すぎる」とネタに乗り切れなかったさくらんぼブービーもナマで近い位置で見てみると笑ってしまった。まずい、ファンになってしまったらどうしよう
しかし今回なんといってもファンになったのは寒空はだか。この何とも言えない寄席演芸のノリがツボである。提灯がいっぱい並んでる高座が似合う感じ。ネタは今のものですが。さしはさむドリフネタが客層の圧倒的多数な20代前半女子と微妙にズレ、(もちろんオレ的には「なぜだ!なぜ笑わない!」という感覚ですが)ハマるんだけどそのハマりの何ともうまい流し方にも惚れた。いいなあ。
今宵のげんしじんの「なんやそらそらわけわからん!プルピンポン!」は今ひとつ流れを作り出せていなかったように思う。しかしこれも一旦流れができると、どうかなっちゃうくらい笑えるんですが。
あとはいつもは劇団やってるらしい清水宏が面白かったっす。

ライブがはねた後、中野の餃子屋で制作Yさんと飲む。久しぶりに日本映画トーク爆裂で楽しかった。Yさんは昔撮影所のドライバーをバイトでやっていた時、何と寺田農を後部座席に乗せて送ったことがあるらしい。ルームミラーに写る寺田農にチラリを目をやる・・・うーん想像しただけでシビれる役まわりではないか!オレ的寺田農のベストは何と言っても相米慎二が監督したロマンポルノ作品「ラブホテル」だが、こういう話で「いいっすよね~」と意気投合できたのは本当に久方ぶりであって、いい飲みでした。すすめられた「赤西蛎太」も観ます。(いや、いずれ見ねば見ねばとは思ってるんですがね・・)

風俗店長物語:1

作・火野俊平/画・上端たに によるマンガ「風俗店長物語」第一巻を読む。
まず、分かり易いタイトルがすごいと思う。何が書いてあるか一目瞭然。エロス排泄所ともいうべき風俗店をいかに回転させていくか・・というエロ事師の、情実合い交じったドラマの世界だ。実際にはこんなに人情の世界ではないのだろうとも思えるが、ちょっと「ANGEL」路線を確立する以前に遊人が書いた佳作「TAXIドライバー 」(たしか梁石日〔ヤン・ソギル〕の「タクシードライバー日誌」のマンガ化だったと思う)のようなラインを感じる。
けっこう笑えるのが各話のタイトル。そもこのマンガ、FH店「白鳥の湖」というなんだか茨城あたりのカラオケスナックみたいな名前の店が舞台なのだが、各話のタイトルはそれにあわせ、執拗なまでに「鳥」と女性の比喩に走っている。
いわく、
「醜いアヒルの子・美加」
「鶉(うずら)の心・真由美」
「翔べない白鳥・理沙」
などというのはまだいいが、
鵜(ウ)が翔く時・千春」
手乗りの文鳥・直美」
あたりから何かおかしいんじゃねえか?と思えてきて、
インコが鳴いた・美奈」
に至っては、ほとんどギャグでつけているとしか思えない

しかし話のひとつひとつはちゃんとしているし、タイトルもいちおう筋を反映している。(ひょっとしたら、とびっきりロマンチストな人が書いているのかもしれない)
けっこう、予想以上にいい漫画だと思った。

Orkutの裾野の広さ

前のエントリーで触れた米国Googleのソーシャル・ネットワーキングサイト"Orkut"。
友達同士のネットワーキング機能以外にも、"Communities"という同じ興味の者同士の溜まり場(フォーラムみたいなものか?)的グループがいろいろあって、これがなかなか面白い。
私がせいぜい触れられ得るのは"Arts & Entertainment"くらいなのでこのへんのグループを見てみると、これがあまりにも幅広く、「こんなグループがあるの!?」ってびっくりしていくだけでもゆうに1時間くらいつぶれそうな勢いだ。
文学でいけばリチャード・パワーズにウイリアム・フォークナー、ゴア・ヴィダルからジェーン・オースティン。すごい裾野の広さだ。
音楽もいろいろあって、私は"Film Soundtracks"というのをみつけて早速登録してしまった。周りはみんな米国人だけど大丈夫なのかオレは
すごいのがマンガ・アニメ関連である。常識的なところで「AKIRA」やスタジオジブリ、「エヴァンゲリオン」のグループがあるのはわかるし、「らんま1/2」や「ベルセルク」のグループがあるのはまだ理解の範疇だが、まさか米国人の間で吉住渉の「ママレードボーイ」が人気を博しているとは!"His and Her Circumstances"ってのはこれは「彼氏彼女の事情」ですな(" ("Kare Kano for short"ってちゃんと書いてあるのが笑える )。

アメリカ人って・・・・オタクなのね・・・・。
げっ、「クレクレタコラ」のグループなんぞもあるぞ!登録しているメンバーはシカゴにスウェーデンにブルックリン。スウェーデンでも見られていたのか!?

SF関連もさすがの充実。あまたあるトレッキーたちのグループは言及するまでもないし、ブレードランナーにエイリアンシリーズは当然予測可能である。バラードのグループがあるのもわかる。ラヴクラフトのグループは顔写真が「いかにも」な感じで笑えたりする。しかしオラフ・ステープルドンのグループとはこりゃ凄い。「エンダーのゲーム」専門なグループなんてのもある。
いやはや何とも。アメリカの(変な)人の多さ、文化の裾野の広がりを感じたのであった。

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