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12月 10, 2004

伊坂幸太郎「グラスホッパー」読了

「重力ピエロ」「オーデュボンの祈り」「アヒルと鴨のコインロッカー」等の作品で今注目されているミステリ作家、伊坂幸太郎の新刊「グラスホッパー」を読了。

ところで、私はそもそも本格推理というのが至極苦手な読み手で、京極夏彦なども妖怪がウンヌンと講釈たれている間は非常に面白いのだけど、密室がどうのこうのって話になると急速に興味を失って投げ出してしまった。
そもそも人殺しなどという野蛮な行為に過剰で無駄な仕掛けや美学を張り巡らせるあたりに探偵小説の芸術性があるのだろうとは理解できるのだけど、どうも私の愛する「無駄さ」というのは本格推理のキモとは全然別のところにあるようだ。

そういうわけで色々紆余曲折ありつつも伊坂幸太郎の小説を愛するようになった私としては、彼の作品を「ミステリ」とはあんまり呼びたくない。たぶん本人もそんなにジャンル性を意識してはいないのだろうと思う。
伊坂幸太郎のエンタテインメントに登場する主人公たちはどういうわけかいつでも傍観者的で、何というか目の前で起きているできごとを劇場的に見ているように思う。
象徴的なのが「グラスホッパー」文中にも出てくるこんなくだりだろう。

僕はこの期に及んでまだ、高をくくっている。

(中略)亡き妻が生前に言っていた台詞を思い出した。テレビに映る、他国での紛争をぼんやり眺めていた時のことだ。「たぶん、わたしたちってさ、自分の目の前に、敵の兵隊が立ちはだかっても、戦争の実感は湧かないかもね」と彼女は言ってから、「今まで世界中で起きた戦争の大半は、みんなが高をくくっているうちに起きたんだと思うよ」と残念そうに肩をすくめた。
くだくだしく述べるまでもなく、読み始めてすぐにストーリーの展開に自然とひきこまれる伊坂幸太郎の小説。(「オーデュボンの祈り」だけは今一つ世界観に親しめないうらみがあるが)
世界のさりげない流れの中に溶け込んでいる殺し屋たちの「業界」を、いつもながら温度の低い村上春樹的文体と、平行し交錯する複数のストーリーラインで描いた本作だが、宮部みゆきにも同様に感じるある倫理感はやはり底流にあって、人にすすめる上でも安心できる小説だ。
もちろん、私が読めるくらいだからミステリ嫌いにもおすすめできる。

12月 09, 2004

2004summer(ニセン ヨンサマー)

っていうライブDVDを電気グルーヴが出すそうである。バカですなー最高。

韓国映画については好みながらも、韓流ドラマについて私はほとんど知らない。

「冬ソナ」では北極星ポラリスの名前にかけて、ヨン様が

「僕が君のポラリスになってあげる」

という名セリフがあるそうだが、「ポラリス」というと即、潜水艦から発射されるミサイルを想像してしまうプチミリオタな私である。

「007 ネヴァーセイ・ネヴァーアゲイン」のショーン・コネリーみたいに、発射されたミサイルがパカっと割れて中からヨン様が出てきたりすると最高。

yonsummer.gif

誰がわかるんだ?というネタでした。
→関連リンク(アフィリエイトしてません)

(ほんとはこれについて書きたかったのだが・・・まあまたいずれ)

12月 07, 2004

髪を切りました

2ヶ月ぶり〜に髪切りました。
すげー眠くなって途中で何度かカックンカックン舟漕いでしまったのだが、ああいう場合やはり床屋はやりにくかろうと思われる。私ならカミソリの柄で殴るかもしれないが、そこを抑えてきっちり仕上げるあたりは、さすがにプロの仕事だと言えよう。
それとも美容師学校とかでは「お客が舟漕いでる時のうまい刈り込みテク」といった授業とかもあるのだろうか。
あと、慣れた人に頭洗ってもらう時の気持ちよさといったらない。なるほど頭を洗うというのは頭皮のマッサージなのだなあと感じ入るわけだけど、自分でやってもなかなかあんなに気持ちよくはできないなあ。

土田世紀「ギラギラ」の最終巻7巻を買って読んだが、最初の方で「ホスト王・零士も愛読者!」とかオビ付いてた時のあの面白さがすっかり減退し、なんというか尻切れな感じで終わっていた。
しかも不満なのは、途中からだんだんマンネリ化が激しくなり、私が「美味しんぼ症候群」とひそかに名付けるところの青年漫画にありがちなパターンに陥ってしまったことである。

※「美味しんぼ症候群」・・漫画において、次々に出現するライバルが主人公に諭され、次々と単なるイイ人と化していくサイクルを延々と繰り返すパターンにはまることを指す。少年マンガにありがちな「強いやつインフレ」と違い、いつまでも続けることが可能であるだけに始末が悪い。最初からそういうマンガですよって作り込みをされていれば別だが、なんだか段々「そんなに『イイ話ですね』って言われてえのか」とイラついてくる私は性格が悪いのでしょうか。(←Yes)

4巻くらいから失速の感はあったが、最近読んだ夜のお仕事系マンガの中では頭一つぬけて面白かっただけに残念。

あとみなもと太郎の旧作「レ・ミゼラブル」復刊本、吉松隆の「楽勝!クラシック音楽講座」、お仕事系のなんかExcel使いこなせ的な本、それに伊坂幸太郎の新刊「グラスホッパー」を購入。
伊坂幸太郎は最近どんどん気になる一方の作家だけど、たぶん「重力ピエロ」を読んだのが昨年末から今年頭にかけてだから、作品を読むのは一年ぐらいぶりになると思う。冒頭数ページだけでツカミのうまさに感心。続きが楽しみだ。

12月 06, 2004

4日→5日:劇団四季「ライオン・キング」ほか

4日、午前中出勤した後に母と芝の東京美術倶楽部なる建物でひらかれている茶道具類の展示会「正札市」に行ってきた。
黒織部とか保全とかの名品に感嘆しつつ、そのウン百万という値段に目をむく。やっぱり素人目にもイイなと思われるものにはそれなりの値がついているものだ。
でも美術館ではないので触ることができるのが吉。
別のフロアには洋画なんかも展示されていて、武者小路実篤とかが意外と安かったりするのに驚いた。
会場をうろうろしていると美術商という人種に関心がわく。いい枯れかたしてんなーと感心するような上品なオヤジもいるのだけど、一種なんとも言えぬ胡散臭い油をたぎらせているオヤジもいて、マンウォッチング的にはむしろ後者の方がおもしろい。バルザックの小説みたいなもので、誰にでもわかる美しいものなぞよりも怪しくうさんくさいものの方が文学的には価値が高かったりするのである。(まあ、あくまで見物の対象としてだけど)

何か見ようということで近場の四季劇場へ。劇団四季というのを生まれてこのかた見たことがなかったので、時間もおしていた関係上「まあ有名だから」というこの上なくテキトーな動機から「ライオン・キング」を選んだ。

結果・・・
3分の1くらい寝ました。

うーん、パフェ食って「これ甘いよ!」と文句をつけるような理不尽さとは理解しつつ、
やっぱ子供っぽくてイマイチのれないなというのが印象。
親子でガオーとか言われても。歌もいまいち印象に残らない。
でも美術はさすがにすごいなと思いました。象と、イボイノシシのプンバァの着ぐるみ(?)がおもしろい。
普通はどういう仕掛けでできているかというのはこの種の着ぐるみでは隠すのだろうけど、あえてどういう仕組みなのか見せてるところがポイントなのだろう。オリジナルのデザインは、さいきんは映画監督としても有名なジュリー・テイモアの仕事なのだそうな。

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