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4月 24, 2004

ザ・ソプラノズ

WOWOWで「ザ・ソプラノズ~哀愁のマフィア」をやっている。
ひさびさに見たが、#42「決意」、めちゃくちゃ面白いっス。

コロンブス・デーのパレードにネイティブ・アメリカンが抗議のデモを行うことが明らかになった。コロンブスはイタリア人に取っては英雄だが、ネイティブ・アメリカンにとっては侵略者であり虐殺者だ。シルヴィオをはじめとする一同は抗議デモを阻止すべくあれこれ手を打つ。

イタリア系アメリカ人が何するでもなく10人くらいタマってるところに、ネイティブ・アメリカンによる反・コロンブスデモのニュースが聞こえてくるのだが、「おいちょっと待てよ、こりゃイタリア人差別だぜ」と一人が言い始める。
まったくだぜとかイタリア人同士が言い合う中で、その中の一人が「でもコロンブスはオレは嫌いだ」と言うんだが、「なんでだ」と周りが聞くと、ナポリ生まれらしいその男は「コロンブスはジェノバ生まれだからな。イタリアじゃあ、北部の奴等はいつも南部の人間を見下してやがった」という意味のセリフを吐く。イタリアからアメリカに渡った移民たちは、多くは貧困にあえぐ南イタリアの出だったのだ
そんなイタリア本土の歴史もたくみに織り込みつつ、携帯電話の着メロが「ロッキー」だったりするという芸の細かい小ネタも楽しい、「ザ・ソプラノズ」。いや~、面白いっスねえ。

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コメント

お久しぶりです!
私は北部に住んでいましたけど、やっぱりトリノ人は南部の人間を嫌うし、南部に行ったら、北部の人間はいやなやつらだ、っていうしなー...
マドンナもイタリア南部出身の移民の家庭ですよね。
いまは「英国人」になってるけど。
ザ・ソプラノズ、実はみたことないです...

投稿 赤パン(Red Panda) | 4月 24, 2004 10:51 午後

お久しぶりでございます。
この「ソプラノズ」のシーン、よその国の話だしと思って見てると確実に笑っちゃうトコなんですが、はたして本当に笑っていいところなのかどうか、けっこう微妙ですね。

ピエモンテはかつて統一イタリアが建国された時に主役になった王国ですから、それだけ利権も持っていったりして、他の地方から恨まれたりしたんでしょうかねぇ。南北の気質の違いもあるんでしょうけれども。

同様にナショナリズムの中で建国された近代国家である日本とは、かなり違うものを感じます。少なくとも北の人間である私が九州に旅行に行ったときは、いやなやつだって視線は受けませんでしたんで(^^;)

投稿 k-tanaka | 4月 25, 2004 02:56 午前

映画の「山猫」なんかはそのときの葛藤がよく描かれていますよね。
日本の場合は、「東京VSその他」が強いのかも。
私は九州ですけど、北海道出身なんて聞くと九州の人たちはきっと「北国からわざわざ来ていただいて」って思いますよ。
ピエモンテ人がナポリに行ったら「早く帰れ!」でしょうけどね...
ミラノとトリノの戦いも恐ろしいです。
愛郷心っていうのは、にじみでてきちゃいますね。

投稿 赤パン | 4月 25, 2004 09:49 午前

おお、「山猫」!傑作ですねぇ~。
あのバート・ランカスターの背中・・・一つの時代を後ろに背負った男が立ち去るラストシーンのカッコ良さに痺れたのを懐かしく思い出します。再見したい。

フィレンツェの市庁舎なんかに行くと、ピサとの戦争に勝った記念彫刻だとかが誇らし~く飾ってあって、こういう心性は日本にはねーなーとか思います。
今でも、やっぱサッカーとかの世界ではそういうのが残ってるんでしょうね。(よくは知らんが・・)

投稿 k-tanaka | 4月 25, 2004 02:37 午後

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