観潮楼跡より
観潮楼跡(鴎外記念本郷図書館)あたりから団子坂の方。けっこう観光客がいる。

図書館の中には鴎外記念室などがあって、鴎外の遺品なんかが飾られているのだが、やはりデス・マスクに惹きつけられたなあ。そういえばここまでの道のりの起点であった東京国立博物館は、かつて帝室博物館だった時代に鴎外を総長としていた。私はこの鴎外が導いたかのごとき不思議な巡りあわせに浅からぬ衝撃を覚えた・・(←佐野眞一ノリ)。
坂を下って根津神社の方に出る。ちょうどつつじ祭りをやっていて境内はかなり人が出ている。

わが浅知恵をもっては及ばぬ類のことを神頼みしたあと、千駄木駅近くのドトールで「ヰタ・セクスアリス」を読了。今の眼からみると日寄ったキャラであるのはしょうがあるまい・・。それにしても前半で描写されている、「硬派」「軟派」の明治時代の寄宿舎での意味には眼を開かされた。すなわち「硬派」=男色、「軟派」=女色ということなのだが、何と現在の語とは意味が離れていることだろうか。
この春、「おれたち硬派で行こうな」と同僚や先輩に言われた新入生諸君は、尻に十分な力をこめ、菊門を引き締めながら学生生活を送るように。
(もっとも、現在的意味での「硬派」というのも今時は相当流行らないが・・・)
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