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4月 11, 2004

パリ1900 ベル・エポックの輝き

庭園美術館の「パリ1900 ベル・エポックの輝き」最終日に駆け込み観覧。
呼び物はセザンヌ、ルノワール等なのだが、この企画展のメインは1900年万博前後にわたるパリ文化の横断的回顧だ。
アカデミー派と印象派の描いたそれぞれのパリジェンヌのイメージが同列に並べられ、サラ・ベルナールという時代のアイコンを描いたクレランの肖像画にナダールの写真、フーケやラリックがつくりあげて彼女の姿を彩ったジュエリーが一室に展示されているかと思えば、象徴派の描いた神秘主義的な世界にまた一室が設けられてアーティストの内面世界を伺わせ、他の一室に移ると、万博を巡る写真やフェリックス・ヴァロットンのかわいらしい版画が展示され、当時のブルジョワ市民文化の空気を伝えてくれる。
私が今回出会って良かったと思ったのは前述のヴァロットンの小さな版画たち、ジャン=ジョセフ・カリエスという日本陶芸に強く影響を受けた彫刻家の作品(ワビサビ・ワールドとはちょっと違う味わいの陶器なども面白い)、画商アンブロワーズ・ヴォラールを描いたセザンヌとボナールの手になる肖像画(公式HPでサムネールを見ることができる)だった。
プルーストが「失われた時を求めて」を描いたのは、こういう時代、こういう芸術的環境の中にあるパリだったのだと感じ取ることができ、また読まなきゃ・・・という気にもさせられた。(30代以前に全巻読破・・できるか?( ^ ^ ; ))

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受信: 4月 21, 2004 07:16 午後

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