アイデン&ティティ(★★★)
中央線風味満点。
大学映研自主映画風味満点。
でも一方で、シネセゾンみたいなミニシアターと一般劇場の間くらいの小屋で違和感なく映されるための要件は問題なくそろえた、心憎いデキの青春映画です。
私的には、確かにアツい映画なんだけど、アツさと上手さのバランスが良すぎて、もう少し過剰なところがあってもいいような気もする。
もっともっと暴れて放熱してもよかった。
放熱の後の虚脱まで見たかった。
それがファンタジーの世界に解脱していってしまっているがために、全体が一種のおとぎ話になっていて、
青春映画に切実さや、やるせなさや、粒の粗い何か(へんな表現ですが)を求めてしまう私のような人間には、いまひとつ入り込めないものがあり、惜しかった。
なんか「物足りないゼ!」という感想を書いているんですが、この物足りない部分を埋めて星3つをつけている根拠は私的にはただ一つ麻生久美子の存在です。
もう全肯定っす。「この女子大生ムリあんだろ!!」って思う部分まで含めて良し!
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